現在位置 ホーム > 文化活動・観光 > 文化芸術 > 「文化芸術」のお知らせ > 取手市長賞受賞者(音楽分野)が決定しました
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市は、市制施行50周年を契機に東京芸術大学との連携を一層深め、市民の芸術・文化のさらなる向上を図るために、令和元年度より音楽分野における取手市長賞を創設しました。東京芸術大学の音楽分野の卒業・修了予定者のうち、優秀な成績を収めた人に市長賞を授与し卒業後の芸術活動を奨励します。令和4年度は指揮の吉崎さんと室内楽の二上さんが受賞しました。受賞した2人は令和5年12月16日に開催予定の記念演奏会に出演します。
吉崎 理乃(よしざき りの)
東京芸術大学音楽学部 指揮科
この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変嬉しく思います。偉大なる作曲家達によって残された名曲の数々。その一作品一作品に少しでも近づけるよう今後も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
4年間通じて充実した学びの学生生活を送り、特に指揮実技におきましては、その勤勉さに加え自身の持つ才能も開花させました。今年1月に行われた卒業演奏会においても、リハーサルではオーケストラを素晴らしいアプローチで導き、本番ではとても優れた演奏となり、指揮科教員満場一致により、成績優秀者といたしました。在学中の実績はもちろん、来年度からは、東京芸術大学修士で学ぶ予定であり、また今後、将来の活躍が期待出来ることから、この度、取手市長賞に推薦させていただきます。
二上 りか子(ふたがみ りかこ)
東京芸術大学大学院修士課程音楽研究科 器楽科 室内楽研究分野
この度は、取手市長賞という素晴らしい賞を頂き大変光栄に思います。これまでご指導頂いた先生方や家族をはじめとする、支えてくださったすべてのかた々に感謝申し上げます。コロナ禍では、多くの演奏の機会が失われ、音楽家として無力さやもどかしさを感じ気分が落ち込むこともありましたが、そんな自分を救ってくれたのは、やはり音楽でした。私も聞いてくださるかたの心に寄り添い、少しでも希望を持っていただけるような演奏が出来るよう、今後も真摯に音楽と向き合い精進してまいりたいと思います。
二上さんは大変優秀な学生で、学内外での演奏活動において非常に高い評価を受けております。ヴァイオリン奏者、室内楽奏者として今後の発展が大いに期待される人物です。