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更新日:2017年6月1日

埋蔵文化財センター第41回企画展準備中です(飯島章)

埋蔵文化財センターでは、2月15日(水曜日)から始まる第41回企画展「貝塚を読み解く-中妻人の豊かな食卓-」の開催に向けて準備中です。
市内小文間(おもんま)に、縄文時代の遺跡である中妻貝塚があります。
平成4年の発掘調査で、多数合葬墓(たすうがっそうぼ)が発見されました。
これは、直径約2メートルの穴から、約100体の人骨が出土したものです。
この人骨を詳しく調査することにより、縄文時代に中妻貝塚に暮らした人々が食べていたものが、わかってきました。

展示室では、布に原寸大に印刷した多数合葬墓の写真を展示します。
骨は穴に放り込まれたのではなく、ていねいに埋葬されています。縄文人が、畏敬の念を持って死者を弔っていたことがわかります。
骨の調査研究により、中妻の縄文人は海の幸(魚や貝)と陸の幸(鹿やイノシシなどの動物)をバランス良く食べていたことがわかりました。
また男女や年齢による食べ物の違いは見られませんでした。
すなわち性別にかかわらず、大人も子どもも同じものを食べていました。人々は豊富な食料に恵まれ、平和に暮らしていました。

センターでこれまでロビーで展示していた中妻貝塚の貝層断面も、展示室に移動しました。

縄文人が捨てた貝殻が積もってできた地層を掘り込み、布に接着剤を付けてはがしたものです。
貝塚の貝殻や動物・魚の骨からも、縄文人がどのようなものを食べていたかを知ることができます。

企画展は、2月15日(水曜日)から4月23日(日曜日)まで開催します。
企画展をご覧になって、縄文時代の人々の暮らし振りに思いを馳せて下さい。

これまで貝層断面を展示していたセンターのロビーには、取手ひなまつりの参加企画で明治時代の婚礼衣装を展示しています。

上の写真の右側が婚礼衣装です。
鶴・亀・松・紅葉・牡丹(ぼたん)などおめでたい図柄が、色鮮やかな刺繍で描かれています。
左側には、つるし雛とひな人形を展示しています。

建物正面の入口脇の窓には、つるし雛を飾っています。下の写真です。

下では、87(はな)ちゃんがつるし雛を見上げています。
87は、東京芸術大学の卒業作品で、市長賞を受賞しました。豚のブロンズ像で、87体あります。

また廊下の展示ケースでは、酉年にちなんで市内の古墳から出土した鶏(にわとり)の埴輪(はにわ)や、市民から寄贈された桐製の船簞笥(ふなだんす)などの古い道具を展示しています。下の写真になります。

2月11日(土曜日・建国記念の日)と12日(日曜日)は、センターは休館日です。
企画展は、2月15日(水曜日)から始まります。
ロビーと廊下の展示、つるし雛は2月13日(月曜日)からご覧いただけます。

皆様のご来館をお待ちしています。
埋蔵文化財センターについては、「埋蔵文化財センター」のページをご参照下さい。

 

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