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更新日:2022年1月12日

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どうして国民年金の仕組みは「賦課方式」?積み立て方式との違いは?(くろまめ)

20歳になったら国民年金の保険料を納めるわけですが、自分が年金を受け取るときは、今まで自分が納めた年金保険料をもらうわけではありません。
「自分が貯めた分を受け取れないの?」
「なんで積み立てておけないの?」

もしかして、今もう年金を払うお金がないんじゃ…?

と不安に思うかもしれませんが、そうではありません。

公的年金の目的

そもそも、日本の公的年金の目的は、高齢者の生活を支えることです。

障害年金や遺族年金は、障害のある人や残された遺族が生活できるよう支給される年金で、根底には「生活を支える」という考え方があります。

賦課方式の特徴

  • インフレや金利変動の影響を受けにくく、実質的に価値のある年金を支給できる
  • 少子高齢化になると現役世代の負担が増える

積み立て方式の特徴

  • 自分の拠出した原資金でまかなうので、少子高齢化の影響は少ない
  • インフレや金利変動の影響を受けやすく、インフレになると年金の価値が減る

生活を支えるために、年金の価値が下がらないようにする

実質的に価値のある賦課方式を採用しています。
インフレが起こり、今は1個100円のリンゴが、1個500円になったとします。

このとき、賦課方式と積み立て方式ではどんな違いが起こるか見ていきます。

賦課方式の場合

2022年現在、老齢基礎年金は年額約78万円。
インフレが起こり、物価が5倍になれば、年金額も5倍になる。

積み立て方式の場合

自分が積み立ててきた金額の範囲内でまかなうので、基本的に年金額は変わらない。
ということは、インフレが起こり物価が5倍になっても年金額は変わらないので、年金の価値は実質5分の1になってしまう。

公的年金はお金の実質的な価値を保証している

つまり、今の100万円と将来の100万円は価値が違う可能性があるわけです。その価値の変化に対応できるよう、年金は賦課方式を採用しています。

現在の生活水準に見合った金額を受け取れるシステム、それが公的年金の仕組みなのです。

 

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