現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 魅力とりで発信課 > ともちんあなご > 【特集】住み慣れた地域で認知症とともに生きる(ともちんあなご)
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皆さんこんにちは、ともちんあなごです。
広報とりで9月1日号を発行しました。
特集のテーマは、「住み慣れた地域で認知症とともに生きる」です。
6月に開催された「認知症サポーター養成講座」の取材から始まり、約3カ月間の編集や取材期間を経て、担当課との打ち合わせを繰り返しながら完成に至りました。
今回の特集では、認知症の本人やその家族をサポートする取り組みを紹介しています。
表紙写真は、認知症の本人が集う「本人ミーティング」に参加している本人とその家族です。
本人ミーティングでは、本人だからこその気付きや意見などを自由に語り合います。
お二方のすてきな笑顔にぐっと引き込まれました。撮影にご協力いただき、ありがとうございました。
平成6年、国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)が共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の普及・啓発を実施しています。
まずは今回の特集をきっかけに、「認知症を知る」ことから一歩を踏み出していただけたら幸いです。
認知症は、脳の病気や障害などのさまざまな原因で、認知機能が低下し日常生活に支障が出てくる状態をいいます。アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程で起きます。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。高齢者だけでなく若年性の認知症もあり、決して他人ごとではありません。
認知症を正しく理解し、認知症の本人や家族の心に寄り添いながら、周囲の皆さんで支えていきましょう。
認知症症状や早期発見の重要性など、認知症サポート医へのインタビューを中心にまとめました。
紙面では伝えきれなかった部分も動画では触れていますので、併せてご覧ください。
広報とりで9月1日号特集動画「住み慣れた地域で認知症とともに生きる」
周囲の皆さんの理解や温かいサポートがあれば、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしい生活を送ることができます。市は、認知症のかたを支える認知症サポーターの養成に力を入れています。
認知症のことを正しく理解し、偏見を持たず、認知症の本人やその家族を温かい目で見守る「応援者」です。
会場:井野公民館
申し込み:地域包括支援センターはあとぴあ(0297-71-3210)に電話
会場:福祉交流センター(市役所敷地内)
申し込み:地域包括支援センター緑寿荘(0297-63-4111)に電話
会場:戸頭(とがしら)公民館
申し込み:地域包括支援センターさらの杜(もり)(0297-70-2801)に電話
会場:藤代庁舎
申し込み:地域包括支援センター藤代なごみの郷(0297-70-3756)に電話
時間:各回午前10時から正午
締め切り:開催日の3日前まで(土曜日・日曜日、祝日を除く)
6月に開催された認知症サポーター養成講座では、「こんな時どうすれば…」という具体的な場面を想定し、シミュレーションを行いました。
今回の特集では、動画に登場している石井医師をはじめ、認知症本人ミーティングや介護家族の会、認知症サポーター養成講座の講師や参加者の皆さんなど、たくさんのかたに取材にご協力いただきました。
この場をお借りして、重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
皆さん一人一人の声が、広報とりでを手に取ってくれたかたの心に届くことを願っています。