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更新日:2022年1月25日

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【市長コラム】地籍(土地の「戸籍」)調査を進める意義

市報「広報とりで」2014年2月15日号に掲載した市長コラムです。

土地の現況と公図上の位置・形状が一致しない場合、隣地同士でのトラブルに発展したり、官民の境界が不明確である等で道路事業の進捗(しんちょく)の障害となったりします。現在の登記所地図といわれるものは、明治時代に作成された字限図(あざぎりず)と呼ばれる公図に加除訂正を加えたものですが、不完全な箇所が極めて多く、当時の測量技術が未熟であったこともあり、実際の土地に比べて大きさや形状が整合しないのが実情です。「縄のび」といって、測量をしたら、実際の面積のほうが大きかったといった事例が生じています。

そこで、土地に関する戸籍調査とも言える地籍調査を市町村等が事業主体となって行うことが国土調査法という法律によって定められました。この地籍調査では、一つ一つの土地ごとに所有者、地番、地目の調査・確認をするとともに、その土地の筆界を所有者の立ち会いの上で確認します。さらに境界の測量を、最新の測量技術をもって正確に実施し地積(面積)を計算するとともに図面(地籍図)を作成します。また、一筆ごとの調査と測量の結果を取りまとめて簿冊(地籍簿)を作成します。この測量は、国家基準点に基づき実施されるため、皆さんの土地が地球のどこに位置するか明らかになります。成果は、登記所に送られ登記事務に活用されます。

さて、茨城県内ではすでに地籍調査を完了した市町村が18市町村あり、25の市町村が実施中です。実施中の市町村の平均進捗率が66%という状況の中で、残念ながら、取手市の進捗率は12.3%と捗々(はかばか)しくないのが実情です。

地籍事業費は、国が事業費の2分の1、県が4分の1、市が4分の1となっています。茨城県も、厳しい財政事情のもと、平成20年から、地籍事業費を大きく減らしたところでしたので、このほど、私自身、他の市町村長ととともに知事をお訪ねして、取手市の現状を訴え、安定した予算確保をお願いし、事業費を増額してもらいました。

地籍調査の成果は、新しい町づくりを進めるための都市計画道路や公園、下水道等の整備に大変役立ちます。住みよい町づくりのため、早期完了に向けて取り組みます。今後とも地域の皆様一人一人の、積極的なご協力をお願いいたします。

お問い合わせ

秘書課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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