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更新日:2021年11月8日

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NHKが密着取材!市職員が番組で取り上げられます

取手市議会が、NHKの取材を受けました。今回、取材の対象となったのは、市職員で、「地方公務員アワード2021」に選出された、取手市議会事務局の岩崎弘宜(いわさきひろまさ・「さき」は正式には立崎)次長です。岩崎次長は、入庁後25年を超える長きにわたり、議会事務局職員として在籍し、「議会愛」をもって議会改革に取り組み続ける活躍ぶりは、全国にまで活動の場を広げています。NHK水戸放送局では、数日間をかけて取材を行いました。

(注意)このたびの取材内容は、11月11日(木曜日)、午後6時10分から午後7時の「いば6」で放送される予定です。

これまでの取手市議会の取り組みと成果

これまで取手市議会は、早稲田大学マニフェスト研究所が主催する「マニフェスト大賞」の優秀成果賞2年連続受賞や全国初の議会・議会事務局連名での同賞受賞、そのほか優秀マニフェスト推進賞と審査委員会特別賞のダブル受賞など、多くの受賞歴があり、地方議会をリードする存在となっています。

昨年は、新型コロナ感染症が流行し議会活動が大きな制約を受けるなかで、議会の権能を発揮し続けるために、全国に先駆けてオンライン議会への第一歩を踏み出したことが大きな契機となり、「議会改革度調査2020」(早稲田大学マニフェスト研究所)において全国1位を獲得しています。

「地方公務員アワード2021」受賞の経緯

地方公務員アワードとは、地方公務員の他薦をもとに、活躍する現役の地方公務員が審査を行い、『地味』『派手』を問わず「本当にすごい!」と思われる地方公務員を表彰するものです(株式会社ホルグ主宰)。活躍する公務員の成果やノウハウに光をあて、高い成果をあげた職員の活躍を一般市民や他自治体、メディアに共有し、地方公務員がより力を発揮できる環境を構築することを目的とした取り組みとして知られます。
今回の受賞は、取手市議会のみならず、阿見町議会および同議会事務局の皆さんからの推薦を受けてのものです。

これまで岩崎次長は、取手市議会の取り組みにおいて牽引的な役割を果たし、今年度の「議会改革度調査2020」での全国1位獲得にも大きな役割を果たしてきました。全国の地方議会から積極的な視察を受け入れ、講師としても活動の場を広げたほか、今年度からは、茨城県南の阿見町議会での議会改革アドバイザーを務めるなど、活躍の場はいまや取手市だけにとどまりません。

推薦・受賞の背景には、取手市議会の先進性を支え続け、自治体の枠を越えて行ってきた活動が、仲間たちから認められたという経緯があるのです。

密着取材の様子

NHK水戸放送局では、およそ2日間にわたり、取手市議会や阿見町議会に訪問し、取材を行いました。

ここでは、11月2日に行われた取材の様子をご紹介します。

午前中:滋賀県大津市議会議長・議会局長の表敬訪問

11月2日(火曜日)午前10時、大津市の桐田真人(きりたまこと)議長と、大津市議会の清水克士(しみずかつし)議会局長が取手市議会の齋藤久代議長を表敬訪問され、懇談を行いました。

議場をご案内

大津市からの表敬は今回が初めてとのこと。まず、議場をご案内し、表決システムなどをご紹介しました。

議場の議席の前に6、7人の人。手前側に立つ男性二人にむかって、手振りで説明する男性、その奥に2人の人が手を前に組んで立っている。
写真の最左が大津市議会局長、2番目が大津市桐田議長。岩崎次長は手振りをまじえて議場をご案内し、その様子をテレビカメラが取材。

また、議場の入り口付近で紹介されていた中学生議会の取り組みについてもご紹介。議会体験の前後で、中学生たちの議会に対する印象が正反対に変わることなど、事業についての詳細なご紹介に、桐田議長もうなづいていました。

男性二人が壁に貼られた資料を見ている。片方は説明を行い、片方はそれを聞いている。
左側が大津市議会・桐田議長。右側が今回取材を受けた取手市議会岩崎事務局次長。掲示板で紹介されていた中学生議会の取り組み内容について、得られた効果などの説明を行いました。

議会改革や議会課題について懇談

ご案内の後、議会運営や議会改革の課題などについて、両市議長・議会事務局長を交えた懇談が行われました。

長いテーブル上の中央にパーティションを置き、手前に男性2人、奥側に女性1人男性2人がかける。テーブル最奥側にカメラマンと女性。

桐田議長から「自分は子育て中で、今後は介護や自分の病気など、議会・議員としての職責を(現状のままでは)果たせない場面があるかもしれないと考えると、(オンライン化は)絶対に必要なことであると認識しています。」との発言。取手市議会がオンラインでの委員会実施を全国に先駆けて行ったことに触れつつ、「ICT化を進めるには、議員の努力だけではなく、事務局の協力は不可欠です」と力説し、「議会改革は、議員と事務局が両輪となって進めなければ進まないものです。」と語りました。

齋藤久代議長も「全く同感です。取手市議会のICT化・オンライン化においては、議員と議会事務局との連携の中で進めてきました。」と同意しながら、「全国に先駆けた新しい取り組みをしていく上では、取手市議会事務局には素晴らしい人材がそろっていると思います。」と述べました。

その後も、大津市議会にタブレット端末を導入した際の苦労話や、オンライン委員会実施の際の事務的な課題について情報交換を行うなど、2市が議会改革のために緊密な情報共有体制にあることがわかる意見交換が続きました。

大津市議会も取手市議会も、周囲を巻き込みながら改革を進めることで、地方議会のうねり・熱を国に伝えていくことの大切さを語りあいました。「国へのオンライン議会の要望についても、意見書提出を2市同時に行うなど、強いインパクトを与えることも大切」など、今後の展望についても議論が行われました。

職員の印象は…

NHK記者から、今回受賞された議会事務局岩崎次長の印象はどうですか、という質問がなされました。それに対し、大津市の清水議会局長は、「いい意味で、公務員らしくない印象。あとは発信力が素晴らしい。」と即答。

過去のマニフェスト大賞でのプレゼンテーションの際に、お笑い芸人に扮したコント風の役柄などを例にあげつつ、「もしかしたら、眉をひそめる人もいるかもしれない…けれど、それを恐れない勇気が素晴らしい。恐れない勇気に裏付けられた発信力がすごい。」と、率直な印象を述べました。

午後:デモテック戦略特別委員会勉強会

同日午後、議会におけるデモテック戦略特別委員会の勉強会が開催されました。会議室にコの字型に7人が着席。コの字の空いた側にスクリーンと、会議撮影のカメラマンとビデオカメラ。

議会事務局岩崎次長の進行に基づき、オンラインでのビデオ会議システムを活用する際の回線不備などさまざまな想定の下で、いかに安定的に会議を運営していくかについて、使用するアプリケーションや代替措置の検討まで含めた議論が交わされました。

スクリーンに映し出された、会議へのオンライン参加者、スクリーン左側にはカメラを構えた男性。

また、オンライン・リアルのそれぞれの良い点・悪い点や、オンライン化に伴う議員や市民への影響などを共有しつつ、ICT化をいっそう進めていくために、将来を見据えたルールづくりなどの課題について話し合いました。

疑問に思った点を共有しながら、よりよい制度づくりのために議論がなされました。

記者からの問いかけに

「こうした勉強会は定期的に行うのですか?」という問いかけに、「必要なときに行います。」と岩崎次長。

さらに、「今日の勉強会もですが、貴重な時間の中で参加してくださった議員の皆さんには感謝しかない。皆で話せば話すほど、課題が山積しているとわかる。現時点で何かを見落とすことで、議会のオンライン化が当たり前のものとなったときに、大きな傷になってしまいかねない。だからこそ、しっかりと確認していくことが大切です。」と勉強会の意義について語りました。

取材の最後に

勉強会の終了後、議場に場を移して、岩崎次長に対してさまざまな質問が投げかけられ、取材は終了しました。

手振りを交えて話す男性とその男性にカメラを向けるカメラマン、インタビュアーの女性

周囲を巻き込むために何をしていますか?

当たり前なことですが、常に一生懸命取り組むことが第一です。局職員が一枚岩であることはもちろん、普段から議員とのコミュニケーションを大切にしていることで、一人・二人と仲間が増えてきました。

議員と職員との関係性は?

取手市議会議員の皆さんのすごいところは、職員に合わせて目線を下げてくれているところです。どちらが上とか下とかいうことではなく、取手市をよくしたいという思いが同じなのだから、それでは一緒によくしていこう、というのが取手市議会。取手市議会そのものの在り方というか、考え方がまさに「チーム議会」です。

市民にとって、議会のオンライン化はどのような影響がありますか?

残念ながら、政治に対して無関心な層が多いかと…。オンライン化によって、新しい層が議会への関心を持つ可能性が生まれると思っています。

(予定配信のお知らせをするだけでなく、)議会が「自分事」だという意識を持てるような発信の仕方を考えています。オンライン化することで、例えば、今までならば仕事を休まなければ議会に来ることができなかった市民のかたが、もしかしたらお勤め先からでも参加ができるかもしれません。

オンライン議会が了となれば、妊娠・出産・介護・看護・疾病でも議会活動ができますし、出席ができるということ自体が有益だと思います。議員活動を諦めることなく任期を全うできます。

これまで議会活動に入ってこなかった(来られなかった)人にとっては決められた時間に決まった場所に来なければならないという時間と場所の制約がなくなるだけで、立候補しようと考える人も増えるかもしれません。若い人のほうがオンラインを見る頻度は高いでしょうが、年齢は関係ないと思います。

投票率などが話題になることもあるが、市民参画は絶対に必要だと思っています。現在、取手市議会ではデモテックと音声テックの取り組みを行っています。動画に音声の文字表示がされるだけでなく、リアルタイムに文字で振り返りができるようチャレンジをしているところです。

議員さん自身、何を変えればいいのかなど、悩みはあるのか?

議員は、全員悩んでいると思います。けれど、取手市議会は「まずやってみよう」の精神なんです。だからオンライン化もここまで短期間で実用化できたのだと思っています。意識改革という土台があったからこそのたまものだと思います。それぞれの思いを議論し合い、いいものはいい、と認めて「まずやってみよう」と。

令和2年にタブレットを導入しましたが、それはコロナ以前に決定していた話です。令和3年や4年ごろまでには災害や有事に備えておきたいと考えていて、議会事務局ではすでにオンライン会議システムなどを職員同士で試したりしていました。

その後、コロナ禍の中で、急速にオンライン化を進めざるを得ない状況になりました。

最初は、タブレット対応していなかった時期もあり、議員個人のタブレットや職員の機器など、各々が異なるツールを使っていました。そのなかで誰一人取り残すことのないようフォローしながら、議長の「これでやってみよう」というリーダーシップのもとにこれまで進めてきたのがすごいところだと思います。

いま、目指しているところは?

地方自治法が改正されて、オンラインでの議会が可能になればいいと思います。夢と言ってしまうとかなわなくなってしまいそうなので、理想を掲げて、実現に向かってチャレンジしていきたい。

着席して取材を受ける男性。対面にインタビュアーの女性が座り、手前側にはテレビカメラをかまえるカメラマン。

最後に、岩崎さんのモットーである「議会愛」についてお聞かせください。

「愛」というのは押しつけない、見返りを求めないもの。私は、「市民の中に議会がある、議会の中に市民がいる」と考え、自分たちの議会を愛することは、住民を愛することにつながると思っています。

だからこそ、「議会愛」を取手市議会だけでなく、全国的に実現できるよう、進めていきたい。皆さんに、「議会」に対する関心を持ってもらいたいです。

じわじわ、ゆっくりとあたためるという意味も込めて「議会愛」という言葉を20年来、モットーにしています。20年間で、議会愛はより深くなっていると思います。

放送予定日

今回、取材された内容は、令和3年11月11日(木曜日)の午後6時10分から午後7時までの「いば6」にて放送される予定です。ぜひ、ご覧ください。

お問い合わせ

魅力とりで発信課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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