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更新日:2021年2月16日

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市制施行50周年記念、で昭和45年10月1日の東海道新幹線(飯島章)

昭和45年(1970)10月1日、取手町は市となり今年度は市制施行50周年に当たります。
本来であれば昨年10月に市制施行50周年の記念式典が開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大という予期せぬ事態に、式典はじめ関連するイベントの多くは来年度に延期となってます。

昭和45年10月1日の東海道新幹線のダイヤ

取手が市となった昭和45年10月1日、東海道新幹線のダイヤ改正が行われました。
下の写真は、その時刻表の表面です。
昭和45年10月1日改正の東海道新幹線の時刻表の表面(筆者蔵)
当時、新幹線といえば東京・新大阪間の東海道新幹線が唯一でした。
表面右側はなつかしの0系(ぜろけい)新幹線が富士山をバックに走る写真、中央は一世を風靡(ふうび)した日産スカイラインの広告です。左側は英文(ローマ字)のホテル案内で、外国人の旅行者が手にすることを見込んでいることが感じられます。
裏面が時刻表になっています。下の写真です。
昭和45年10月1日改正の東海道新幹線の時刻表の裏面
下りのひかり号は、東京発6時の新大阪行きが始発です。次の6時40分発から20時発まで20分間隔の運転で、新大阪行き最終は20時30分です。
上りのひかり号は、同じく新大阪発6時の東京行きが始発です。次の6時25分発から20時5分発まで20分間隔の運転で、東京行き最終は20時30分です。
ひかり号は上り下りとも東京・新大阪間を39往復しています。

こだま号は、下りが東京発6時10分の新大阪行きから19時30分まで20分間隔、これに早朝と夜間に区間運転が6本あります。
上りは新大阪発6時15分の東京行きから19時35分まで20分間隔、これに早朝と夜間に区間運転が9本あります。
国鉄はJR(ジェイアール)に分割され直通運転はありませんが、北海道から九州まで新幹線の線路がつながる現在からみると、まさに隔世(かくせい)の感を禁じ得ません。

日本万国博覧会(大阪万博)

昭和45年で忘れてならないのが、日本万国博覧会(大阪万博)です。
「人類の進歩と調和」をテーマに、大阪府吹田市の千里丘陵を会場に開催された、アジア初の国際博覧会でした。総入場者6241万人は、平成22年の上海万博に抜かれるまで、長く万博史上最多の入場者数を誇りました。
戦後の混乱から立ち直った日本の高度経済成長が、まさに頂点を極めた時でもありました。
取手の市制施行も、その時代の波に乗っての出来事でした。
下の写真は、国鉄の万国博記念回遊券の表紙です。
万博記念回遊乗車券の表紙(筆者蔵)
右に0系新幹線のイラスト、左は桜をデザインした大阪万博のシンボルマークです。
中には、出発駅から大阪自由回遊区間内までの行きの乗車券、大阪近郊のフリー乗車券、大阪自由回遊区間内から出発駅までの帰りの乗車券の3枚がつづられていました。
万博記念回遊券の大阪近郊区間のフリー切符
万博記念回遊券の帰りの乗車券
この2枚が手元に残った理由は、今となっては記憶が定かでありません。
右上が切り取られているのは、子供用だからです。
新幹線ひかり号の座席指定特急券は、硬券(こうけん)に駅員さんがペンで列車番号・発車時刻・座席番号などを記入してくれました。

下の写真は、万博会場への入場券です。午後5時からの子供用の割引入場券になっています。
大阪万博の入場券(筆者蔵)

今から50年前、取手が市となった昭和45年の雰囲気を感じていただければ幸いです。
市制施行50周年記念、で昭和45年10月1日の東海道新幹線でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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