印刷する

更新日:2022年4月4日

ここから本文です。

取手の気になる物件(飯島章)

ご無沙汰をしてしまいました。
取手市役所に勤めて早数十年、生まれも育ちも取手ではない自分が、市役所職員となって市内を公用車で回るようになって以来気になっている物件があります。

下の写真が、その物件です。
場所は市内の寺田になります。詳しくは下の地図をご参照ください。
はしごの形をした木製火の見やぐら
もう少し寄って撮影したのが、下の写真です。
はしごの形をした木製火の見やぐら(その2)
おそらくは古い木製の電信柱を2本立てて、片面に板を打ち付け、はしご状に仕上げたものです。
木製の電信柱自体が、今となってはとても珍しい貴重品です。
始めてこれを見た時から、これは火の見やぐら、あるいは火の見やぐらを模して作ったものではないかと考えてきました。
次の写真は、上の部分を拡大した写真です。
鉄製の部材が写真の右に向かって突き出しています。
はしごの形をした木製火の見やぐらの上部
かつてはここに半鐘(はんしょう)がつり下げてあったと記憶しています。
ただし私の記憶もあてになりません。
このようなはしごの形をした火の見やぐらは、時代劇によく出てきます。
下は、歌川広重の東海道五十三次江戸日本橋の場面です(筆者所蔵)。
東海道五十三次の江戸日本橋
用紙は横16.7センチメートル、たて10.1センチメートルの小判(しょうばん)ですが、印刷ではなく版木から刷ったものです。お茶漬けのおまけではありません。
中央やや左上に火の見やぐらが描かれています。拡大したのが、下の写真になります。
東海道五十三次の江戸日本橋の火の見やぐら
まさに屋根の上にやぐらが組まれ、はしご状の火の見やぐらが立てられ、半鐘がつるしてあります。
寺田のこの物件も、かつては現役の火の見やぐらだったのでしょうか。
この物件についてご存知のかたがいましたら、ぜひともご教示ください。
よろしくお願い申し上げます。

 

広告エリア

広告募集要綱