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更新日:2021年1月6日

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国民年金、何年受け取れば元が取れるのか考えてみる(くろまめ)

皆さんこんにちは。今このページをご覧いただいているかたは、比較的ご自身の老後のライフスタイルやマネープランを考えているかた、そして年金保険料を納めていらっしゃるかただと思います。それから、年金の未納期間があって自分のもらえる年金額を具体的に知りたいとか、自分の年金に何かしら気になることがあるかたもいらっしゃるかもしれませんね。(純粋に「くろまめのささやき」をいつも見ています、というかた。感無量です。この場を借りて感謝申し上げます)

さて、今日はタイトルの通り「国民年金、何年受け取れば元が取れるのか」を考えてみます。実はこの質問、時々あるんです。ちなみによくある質問上位に入るのは「私は年金いくらもらえますか」。この質問に対しては私も申し上げたいことがあるので、別記事でささやくことにします。

では、本日のテーマに行ってみましょう…の前に、本来国民年金は保険なので、個人的にはあまり損得について語るのは意味がないと思っています。でも日本の国民年金制度を理解する上で、年金の損益分岐点を知っておくことは必要だと思います。

何年で元が取れるか計算するために必要なもの

  • 納めた保険料額
  • 受け取る年金額

これが分かれば計算できますね。今回はシンプルに、20歳から60歳までの40年間全額保険料を納めて、65歳から年金を受け取る場合で考えます(金額は令和2年度で考えます)。

納めた保険料額

16,540円(令和2年度月額保険料)×480か月(40年間)=7,939,200円

受け取る年金額

781,700円(令和2年度年金額・年額)

7,939,200 ÷ 781,700 =10.16…

何年受け取れば元が取れるのか、の答え

というわけで、大雑把ですが「10年ちょっと」です。65歳から受け取り始めるので76歳の誕生日を迎えたら、年金の元を取れた、と思ってください。

お問い合わせ先

土浦年金事務所

(電話番号)029-825-1170(お客様相談室)

「ねんきんダイヤル」

(電話番号)0570-05-1165(ナビダイヤル)

(電話番号)03-6700-1165(一般電話)050で始まる電話番号でおかけのかたはこちら。

 

今の日本人の平均寿命は2018年時点で男性81歳、女性87歳だそうです。年金の損益分岐年齢の76歳を大きく上回っていますね。「人生100年時代」も現実味を帯びてきました。人生100年生き抜くためには80歳まで働く必要があるという話もあるとかないとか。

ところで皆さん、この平均寿命を聞いて何を思いましたか?「年金いっぱいもらえるじゃん」「セカンドライフを満喫したいわ」などでしょうか。良いと思います、ポジティブ思考は大切です。

ただ、ここで私が申し上げたいのは、上述した寿命はあくまでも「平均」寿命なんですよ、ということです。

私たちが平均寿命と呼んでいるものは、正しくは厚生労働省が公表している生命表のことを指しています。(ここで平均寿命とは0歳児の平均余命と定義されています。この年齢の算出方法もおもしろいので興味があれば厚労省のページを見てみてください)

生命表について(厚生労働省)(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)

一方、健康寿命というものがあります。健康寿命とは、自立して生活できる年齢を指していて、2016年時点で女性は74歳、男性は72歳だそうです。76歳に届いていません。年金をもらえても自分で自由に動いて活動できないのでは嬉しさも喜びもありません。私たちは皆平等に年を重ねていきます。日々の生活の仕方、心がけが何年後、数10年後に大きな差となって私たちの体に表れるのです。どうせ長生きするなら、健康で自分のことは自分でできる自立したおじいちゃん。おばあちゃんを目指したいですね!小さなことからで良いのです。健康のためにできることから始めて、受け取る年金を有意義に使っていただきたいと思います。

 

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