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更新日:2022年7月26日

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あなたの年金手帳は何色?色が違う理由は?(くろまめ)

こんにちは。皆さんのお手元に、年金手帳はありますか?青色の手帳やオレンジ色の手帳を持っているかたもいるかもしれません。

「年金手帳の色に意味はあるのか?」と疑問に思っているかたもいるかもしれません。そういうわけで、今回は年金手帳の変遷を一緒に見ていこうと思います。

基礎年金番号とは

年金手帳とは、持ち主の「基礎年金番号」が記載された手帳です。基礎年金番号は、あなたの年金加入記録を管理するための番号です。日本年金機構では、原則、1人の年金加入記録を1つの基礎年金番号で管理しています。

年金手帳等の変遷

茶色の年金手帳

茶色の年金手帳

昭和35年10月から昭和49年10月までに国民年金の被保険者資格の取得手続きをおこなったかたに発行されます。手帳の色はおおむね5年ごとに更新されており、写真のような茶色以外にも、水色、薄橙色などがあります。ちなみに、私も茶色の年金手帳はほとんど見たことがありません。

オレンジ色の年金手帳

昭和49年11月から平成8年12月までに被保険者資格の取得手続きをおこなったかたに発行されます。

オレンジの年金手帳

青色の年金手帳

平成9年1月から令和4年3月までに被保険者資格の取得手続きをおこなったかたに発行されます。ちなみに、平成9年1月から平成21年12月までに発行された青色の年金手帳は、発行者の部分が「社会保険庁」となっています。平成22年1月以降に発行された青色の年金手帳は、発行者の部分が「日本年金機構」です。

青色の年金手帳

令和4年4月からは基礎年金番号通知書

令和4年4月から、年金手帳の制度は廃止されました。4月以降20歳を迎えたかたや、20歳未満で厚生年金に加入したかたは、基礎年金番号土書が発行されます。
(注意)既に年金手帳を持っているかたには「基礎年金番号通知書」は発行されません。

年金手帳は年金番号の証明書として使えます

既に年金手帳を持っているかたは、年金手帳を捨てたりなくしたりしないようにしましょう。年金手帳制度は廃止になりましたが、年金手帳じたいは、あなたの基礎年金番号の証明書として使えます。年金手帳はもう再発行できないので、今ある年金手帳は大切に保管してくださいね。

こうして振り返ってみると、年金手帳もいろいろな種類がありますね。オレンジ色や茶色の年金手帳は結構珍しいので、持っているかたはぜひ無くさないよう大切に保管してくださいね!

 

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