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皆さんこんにちは。広報とりで3月1日号特集「とりでのトマト」に関するささやきはこれで最後となります。
今回は収穫から出荷までをご紹介します。
1月23日。いよいよ今シーズン初収穫となりました。
赤く実った実を、一つ一つ収穫していきます。
実際に収穫に立ち合うと、作業の日々を思い出します。あの小さかった種が、ここまでになる。手塩にかけて育ててきたからこそ、「相棒であり家族」なんだと思います。
収穫はほぼ毎日行われます。
収穫後は、これもまた一つ一つ手作業で仕分けていきます。レディーファーストは皮が柔らかくて食べやすい反面、機械での選別には適しません。
等級ごとに分け箱に詰めていきます。
出荷先は主に、農協と直売所の2種類です。
農協へ出荷された箱です。中にはトマトがぎっしりと入っています。3人の生産者が同じ日に持ち寄り、出荷となります。
この写真は夢とりででの陳列の様子です。夢とりでに並ぶ商品は、開店前に生産者が並べています。発行後に夢とりでに行った際には、箱を手にレジに並ぶかたの姿が見られました。
レディーファーストの売り場には、このポップが飾られていました。手作りでとてもかわいいですね。
こうして食卓へと届けられるトマト。
紙面でも紹介しましたが、おすすめの食べ方は丸かじり!トマトそのままの味を楽しめます。食べにくい場合は写真のように切り分けてお召し上がりください。
発行後に市民のかたからも、天ぷらやステーキ(両面を焼いて食べる)などの食べ方をご提案いただきました。皮は柔らかいですが、実がしっかりしているため加工しても崩れにくいです。ぜひいろいろな食べ方でもお試しください。
今回ご協力いただいた櫻井さんのハウスには、実に50回近く取材に伺いました。お忙しい中であっても、我々取材班からの質問に答えていただき、紙面・動画作成に当たって、大変参考になりました。改めまして、ありがとうございました。
表紙の写真の撮影には満面の笑みで応じていただきました。撮影していて、「これはいい写真になるように頑張らねば…」と強く思ったことを思い出します。撮影も終わり、紙面・動画用のインタビューも終わった後のこと。何気ない会話の中で、「家族や周りのかたのおかげだから」との一言がありました。振り返ってみれば、どの作業も一人ではできないものばかり。多くのかたの支えがあり、作られたトマトなんだと実感しました。
「知らなかったことに気付き、新しい行動につなげていく」という特集のコンセプトのもと、取材や編集をしていますが、特に今回に関しては私自身知らなかったことばかり。実際に行ってみて・聞いてみて・食べてみて、勉強しながらの作成となりました。皆さんにとっても、新しい行動のきっかけになれるような、紙面となれば幸いです。
今回の記事と関連して、トマトの生育や作業の様子などを紹介する動画が公開されています。定期的な取材で一つの実の成長を追うなど非常に見ごたえのある内容ですので、ぜひご覧ください!
関連リンク
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