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更新日:2022年10月12日

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光風台総合防災訓練が実施されました(やまどり)

令和4年10月9日(日曜日)、今年で10回目、3年ぶりとなる光風台総合防災訓練が実施されました。

1人でも多くの方に参加してもらうべく、班長がそれぞれの家庭を訪問し、防災訓練の案内を配布されるなどの呼び掛けを行いました。当日は約250名の大変多くの光風台地域の住民の皆さんが集まりました。

概要

2つの災害を想定

地震

  • 茨城県南部を震源とするマグニチュード8程度の地震が発生
  • 取手市における震度は6弱
  • 光風台団地内において、家屋の倒壊、けが人の発生など

洪水(水害)

  • 数日間続く茨城県南西部への集中豪雨により、利根川及び小貝川の水位上昇
  • 地震により小貝川の堤防が一部、崩落
  • 「避難指示」の発令

訓練の様子

全体訓練

  • 住民への伝達訓練
  • 安否確認・被害状況の確認
  • 各街区への指定場所へ集合後、会場(光風台第5児童公園)へ公園内に避難訓練の参加者が集合している様子

見学型訓練

見学型訓練では、自主防災組織のメンバーが実演を行いました。

油火災の消火活動の実演

訓練のために、実際に、布に火をつけ火災を発生させている様子

訓練のために発生させた火災を消火器を用い、消火している様子

倒壊家屋からのけが人救出

木の板を積み重ねることにより、家屋が倒壊した様子を簡易的に再現しているところ

トリアージ・部位別応急手当の実施

救護人を担架に乗せ、応急手当している様子

参加・体験型訓練

参加・体験型訓練では、参加者の密集を避けるため、グループに分かれ、実施されました。

参加者は自主防災組織のメンバーから、説明を受けながら、訓練を行いました。

消火器取扱い訓練

火という文字が書かれた看板を火災に見立て、消火器を用い、消火している様子

防災資機材の展示・説明

防災資機材である簡易トイレが展示されている様子

心肺蘇生

指導者と参加者が対面し、心肺蘇生の訓練を実施している様子

「川の防災」パネルの説明

指導者がテントに展示されたパネルを用いながら、参加者にパネルの内容を説明している様子

昭和25年 小貝川堤防決壊時の浸水の深さ

会場内のテント脇に浸水の深さを示した棒が設置されている様子

避難場所の藤代高等学校へ

午後は、光風台第5児童公園を出発し、避難場所である藤代高等学校へ避難する訓練が行われました。

取手市消防団第30分団による放水の実演

消防団員が放水を実演している様子

地域における防災・減災活動の重要さ

 災害が発生したとき、建物の倒壊、火災の発生、インフラの崩壊などの被害が広範囲に及ぶ可能性が予想されます。行政や消防などの機関だけの対応には限界があり、そうしたときに、大きな力を発揮するのが、地域での助け合いです。

 地域の皆さんによる「自助」「共助」、行政による「公助」、それぞれが災害対応力を高め、連携していくことが、災害発生時に被害を最小限に抑えるためには重要となります。

他地域の取組も活用しながら、日頃の備えを

 自然災害に対し、日頃から防災対策をしておくことで、被害を少なくすることはできます。防災訓練などに参加することは、防災行動力を身につけることができるとともに日頃から助け合える関係を築くことにつながります。

 昨今、市内の各地域で防災訓練が実施されています。それぞれの地域の特徴に合わせた訓練が計画され、取り組まれています。各地域で抱える課題は様々である一方、どの地域にも共通した課題も多くあります。現在、行っている取組を見直す際や新たな取組を考える際などに、他地域の事例を活用してみることも取組を充実させる方法の1つになるのではないでしょうか。

 

 

 

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