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令和元年7月10日(水曜日)、11日(木曜日)の2日間、佐賀県伊万里市議会の皆さんが取手市議会に視察来庁されました。
議会運営委員会の盛(もり)委員長をはじめ、議会運営委員7人と事務局職員1人の計8人の皆さんが「議会改革」について視察研修されました。
取手市議会では、ワールドカフェ方式によって課題や提言案の抽出を行うことがあります。会議室内を「世界」ととらえ、参加者がさまざまなテーブル(国)を回りながら対話をし、情報を共有していくものです。今回の視察の1日目は、この方式により行いました。
研修1日目は、伊万里市議会の皆さんと取手市議会の合同研修です。
今回は、伊万里市議会からあらかじめ希望されていた「議会改革の取り組み」について、より良いものにするための案を見出しました。
取手市議会からは、渡部(わたなべ)副議長はじめ、赤羽(あかば)、佐藤(清)、齋藤、阿部、山野井、飯島、池田、小堤議員が出席。
両市議会の議員が一緒になって4班を作り、共に研修を進めました。
取手市の入江議長は公務欠席のため、渡部(わたなべ)副議長が歓迎のあいさつを行いました。
続いて、伊万里市議会の盛(もり)委員長から、「念願の取手に来られて嬉しい」「議員が議会事務局職員とともに市民に愛される存在になれるよう前向きに取り組むために取手に来ました」と、議会改革への熱い思いの伝わるあいさつをいただきました。
この後実施する対話に向け、グループ内の空気を温めるため、また、班の代表を決めるため、パズルゲーム「ウボンゴ」を取り入れました。
参加者全員が、それぞれパズルを作り上げ、出来上がった順に机の上にあるベルを鳴らして「ウボンゴ!」と叫びます。難しいゲームを一緒に行うことで場の空気も和みました。
議会事務局次長の進行により、ワールドカフェ方式による対話の開始です。
「議員と議会事務局職員が一体となった改革や事業を進めるには、何をしたらよいと考えますか?」をテーマとして、この「何を」を見出すため、「現在の両市の議会事務局の良いところ・悪いところ」について、課題とされるものの抽出作業を対話によって行いました。
対話により課題解決策を班ごとに決定し、提案されました。
1班の発表
2班の発表
3班の発表
4班の発表
「市民との意見交換会(議会報告会)でいただいた意見を、議会としてどのようにしていったらいいのか?」を課題として、意見交換しました。お互いの市の現状・課題等について認識し合った後、「今後、どうすれば市民の意見を市政に反映させていくことができるのか」など、活発に話し合われました。
1日目の研修の最後には、伊万里市議会の力武(りきたけ)議会運営副委員長から、感謝と御礼のごあいさつをいただきました。
伊万里市議会の皆さんと、取手市議会の参加者の皆さんで記念撮影をして、1日目を締めくくりました。
研修2日目は、取手市議会事務局次長が今回の視察項目の「議会改革と議会活性化の取り組み」について、資料を用いて説明しました。
その後、質疑が行われました。最初に手を挙げたのは伊万里市議会事務局職員で、「事務局として目指しているのは何か、ポリシーはあるのか」と事務局職員からも議会改革への熱が伝わってくる質問をいただきました。伊万里市議の皆さんからは、市民との意見交換会の試行錯誤、議会基本条例の変遷、議会事務局との関わりなど、予定の時間を超えても質疑が続くほど活発でした。
伊万里市議会の皆さん、2日間、大変お疲れさまでした。伊万里市議会の皆さんだけでなく、伊万里市議会事務局職員からも御礼の言葉と熱い涙を頂戴し、取手市議会事務局職員一同、感激しました。
これからもお互いに、より良い議会づくりを進めていきましょう。今後ともよろしくお願いいたします!!