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更新日:2023年1月12日

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市議会総務文教常任委員と議会運営委員が視察研修を実施

平成29年1月17日(火曜日)、18日(水曜日)の二日間、市議会総務文教常任委員会と議会運営員会の合同による視察研修を実施しました。

17日は滋賀県大津市へ。18日は滋賀県草津市に赴きました。両市とも議会改革や総務文教所管に関する事項に先進的な自治体のため、合同での視察研修となりました。

取手市議会では、宿泊が伴う視察研修に事務局職員は随行しておりません。現地から参加議員の皆さんから届く画像や報告によって、概要をお知らせいたします。

滋賀県大津市

滋賀県大津市では「子どものいじめの防止に関する条例」を議員提案によって制定しています。この条例制定への経緯や特徴、条例施行後の議会との関わりなどを研修しました。

また、上記のいじめ防止条例をはじめ、議員提案によってさまざまな政策・立案機能の強化や審議の活性化が進められ、これらの説明を受け、質疑を行いました。

黒いスーツを着た男性が立って挨拶をしている。その隣にスーツを着た女性が座っている。向かいにスーツを着た短髪の男性2人が座っている

視察受け入れへの御礼のあいさつをする落合総務文教常任委員長。

大津市議会議場にてスーツを着た男性9人と女性2人が席に座り、その前で黒いスーツを着た短髪の男性が話している

視察研修は大津市議会議場で行われました。

大津市議会議場にてスーツを着た男性10人と女性2人が椅子に座っている。その前で黒いスーツを着た短髪の男性が話している

黒いスーツを着て眼鏡をかけた短髪の男性が卓上のマイクを使って話している

大津市議会局総務課の清水課長からわかりやすく、丁寧な説明をいただきました。大津市では「議会事務局」ではなく「議会局」としています。

黒いスーツを着た男性11人と女性1人、灰色のスーツを着た女性1人が笑顔で並んでいる

近藤副議長はじめ清水課長、職員の皆様、お忙しい中ご対応、ありがとうございました。

滋賀県草津市

大津市に宿泊し、二日目は、滋賀県草津市です。草津市では、特徴的な防災への取り組みとして「くさつシェイクアウト」実施の経過とその効果、「ご近助力見える化調査」について。また、議会改革の取り組みとして、議会報告会の運用実態、議会基本条例の検証などを研修しました。

スーツを着た男性9人と女性2人が縦長のテーブルに向かい合って座っている。さらにスーツを着た短髪の男性が立って話している

視察受け入れへの御礼のあいさつをする入江議会運営委員長

スーツを着た男性、女性合わせて13人が縦長のテーブルに向い合わせで座っている

スーツを着た男性8人と女性2人が横一列に並んでいる。その両端奥にスーツを着た男性がそれぞれ1人立っている

草津市議会議場にて集合写真

議会改革推進委員会の宇野委員長、永井副委員長はじめ職員の皆様、ご対応ありがとうございました。

出席委員

  • 総務文教常任委員会
    池田、竹原、小堤(こづつみ)、阿部
  • 議会運営委員会
    岩澤、山野井、佐藤(隆)、結城
  • 総務文教、議会運営委員会両委員会に所属
    入江、落合、関戸、赤羽(あかば)

参加委員から届いた視察を受けてのコメント

各委員長からの報告書は、後日、市ホームページに掲載いたします。視察の帰路、議会事務局に視察研修を受けての感想等、届いたものは次のとおりです。

  • 山野井委員
    全国トップクラスの議会改革度誇る大津市は、議会と市が連携し、開かれた議会・議会主体の政策立案等より良い市民サービス提供に向けて高いモチベーションで臨んでいることが伝わった。
    草津市は、平成12年よりスタートした議会改革は議会基本条例、費用弁償の廃止、インターネット議会中継などを早くから進めてきた。また、議会改革の取り組み状況の検証を行っている。
  • 池田委員
    非常に勉強になりました。大津市議会では、議会の大切な役割としての政策提案の重要さについて学びました。ただ、政策提案を毎年2、3本提出するとなると、事務局職員人数を増やす必要もあるのかなと考えますし、専門的な知識人との連携も必要になってくると思います。しかし、政策提案が1つでもできる議会になりたいと思いました。
    草津市は、防災が非常に勉強になりました。この市でも、龍ケ崎市と同じように危機管理課が10年前にでき、危機管理監が部長として腕を奮っています。特に、アンケートを活用した、各町内会の防災組織の現状調査はすごいです。
  • 岩澤委員
    大津市では、「未来を語る議会」であるために大津市議会の議会改革について研修いたしました。議会局議会総務課長の清水氏から「チーム大津市議会」を伺う中で感じたことは「議会愛」そのものでした。
    草津市では、「議会改革、防災の取り組みについて」の研修でした。いつでもその場で行える「シェイクアウト訓練」や、特に印象に残った「ご近助力の見える化」は市内全町内会を対象に自主防災組織の調査票を作成し、地区単位でのチャートで細分化された自主防災への取り組みは取手市においても共通の課題であると認識いたしました。
  • 小堤(こづつみ)委員
    両市とも、いい意味での差別化がされていて、特化して深く検討審議した上で政策につながっていると感じました。この視察を踏まえて、私たち議員もさらに団結し、両市の良いところを取り入れ、今後の議会活動に生かしていきたいと思いました。
  • 佐藤(隆)委員
    大津市議会では、議会局課長の清水氏から「未来を語る議会」をテーマに、議会の政策立案の重要性、政策検討会議の内容、大学との連携による専門的知見の活用とその効果、ミッションロードマップの策定経緯について先進的な取り組みをご講義いただき、議会が果たすべき役割、議会でしか実現できない市民幸福度の向上を図るための取り組みについて、深く理解することができました。
    今後、取手市議会でもこれらの先進的な取り組みをしっかり検証し、取手市議会に合うものを一つでも実践出来るように、今後も事務局と一体となって取り組んでいきたいと思いました。
    草津市議会の議会改革は、「開かれた議会を目指す」との言葉どおり、議会基本条例が施行2年目であっても中身についての検証がしっかり行われている。また、改革を進めていく中で、課題となっているポイントが、取手市議会と、とてもよく似ており、大変参考になりました。

お問い合わせ

議会事務局 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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