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取手市議会・議会事務局は、令和元年6月17日(月曜日)、新採職員と市議会議員の対話事業として、「ワールドカフェ方式による対話&カードSUMOUバトル…ノコッタ!残った?取手市議会夏場所」の方法を用いて「若者の投票率向上に何が必要か?」をテーマに対話を行いました。21人の議員と33人の新規採用職員の計54人が9つのグループに分かれて対話を行いました。
まず、入江議長が議員全員協議会の開会あいさつを行いました。新規採用職員に向けて「緊張せずに、リラックスして積極的な意見を」とのアドバイスがありました。
次に、藤井市長から、本日の事業に際してあいさつがありました。市長と新規採用職員は当日の午前中に市政についての市長講話研修が行われています。
続いて、議長からの指名順で、本日の事業への意気込みなど、議員と新規採用職員の自己紹介が行われました。
今回の事業は、新規採用職員にとっては、「研修」としている事業です。
最初に、これまでの取手市における選挙結果で僅差だった事例や投票率の推移、全国の僅差投票結果事例などを議会事務局職員から説明しました。
この後実施する対話に向け、グループ内の空気を温めるため、また、班の名前を決定するため、パズルゲーム「ウボンゴ」を取り入れました。
参加者全員、パズルづくりに必死です。出来上がった順に机の上にあるベルを鳴らして「ウボンゴ!」と叫びます。会場内は笑い声と「難しいー」「アレッ?」「ウボンゴ!」の声やべルの「チーン」が響き渡ります。
グループ名は、ウボンゴで早く完成させた2人の好きな漢字1文字を組み合わせて名づけていただきました。
今回の事業のテーマは「若者の投票率向上に何が必要か?」です。最初に、投票に行かない理由などの課題を抽出します。
その後、出された課題についての解決策を対話で見出していきました。
対話によって出た課題解決策を絞り込むため、議会事務局職員が考案したカードバトル「カードSUMOUバトル…ノコッタ!残った?」を取手市議会夏場所として実施しました。
各班で出た課題解決策を1人5つのバトルカードとして作成。1から5ポイントに格付けし、数字の大小で勝敗を決めます。さらに、ゲームの戦略ともなる最強カード「金星カード」や、敗者復活の意味合いを持つ「物言いカード」のいずれかを1人1枚を持って相撲の取り組みならぬカードバトルがスタート!
手持ちカードを見て戦略を練っています。
相手の数字より大きい?小さい?
対戦に敗れてしまっても手持ちカードに「物言いカード」があれば、逆転のチャンスです!
近くにいる違う班の参加者を審判役として連れ、司会進行(行司役)を務める議会事務局職員のもとへ。お互いに課題解決カードをプレゼンし、審判役の参加者はいずれかに加点するカードを出します。
物言いカードで逆転勝利の人も出ましたが、物言いカードを使用しての敗戦は…休場者としてすべてのカードが没収されます。
今回のカードバトルは、「相撲」をイメージして考案。
最多ポイント獲得者の「横綱」は、阿部議員となりました!
続いて、横綱にはポイントが及ばなかったものの、金星カードを使用せず最多ポイント獲得者の「大金星賞」には、新規採用職員が受賞し、「行司に関する面白本」を贈呈しました!
班を「部屋」として考え、班の合計獲得ポイントが最多の「最優秀部屋賞」に関戸、齋藤、赤羽(あかば)議員が所属する「直木(なおき)部屋」が受賞しました!
そして、「物言いカード」を使用するも、残念ながら千秋楽を迎えずに休場者となってしまった新規採用職員には、相撲にちなんで「塩」をプレゼントのご愛嬌です。
カードバトルで絞り込まれた課題解決策を提案課題として、対話により決定しました。
「愛美(まなみ)部屋」には、落合、飯島議員
「喜楽(きらく)部屋」には、小堤(こづつみ)、細谷、遠山議員
「直木(なおき)部屋」には、関戸、齋藤、赤羽(あかば)議員
「和心(わごころ)部屋」には、入江議長、渡部副議長
「真(まこと)と匠(たくみ)部屋」には、岩澤、石井、結城議員
「和美(かずみ)部屋」には、関川、染谷議員
「取鉄(とりてつ)部屋」には、金澤、加増(かぞう)議員
「愛麺(まなめん)部屋」には、佐藤(隆)、阿部議員
「一和(かずかず)部屋」には、小池、池田議員
渡部副議長から、午後の時間、目いっぱいの長時間でしたが、あっという間でした。これからも議会や市政により関心を持ってほしい。といった感想とあいさつで閉会しました
議員と新規採用職員の皆さん、長時間お疲れさまでした。
よりよい取手市をつくるために、これからも一緒に頑張っていきましょう!
この事業開始前と事業終了後に、新規採用職員へのアンケートを実施しました。その結果、事業前は「わからない」「遠い存在」の回答数が多かった議会へのイメージも、事業終了後には、これらの回答数は激減し、反対に「身近な存在」「とてもよい」など、好印象の回答数が増え、事業効果があらわれました。
当日事業前に新規採用職員に聞いた事業への気持ちは「ためになりそう」が13件の最大回答件数でした。
該当する気持ち | 回答件数 |
---|---|
ためになりそう | 13件 |
普通 | 8件 |
とても楽しみ | 5件 |
楽しみ | 5件 |
わからない | 3件 |
ためにならなさそう |
1件 |
とてもつまらなそう | 1件 |
事業後の同様の質問には「ためになった」「とても楽しかった」の回答が上昇しました。
該当する気持ち | 回答件数 |
---|---|
とても楽しかった | 18件 |
ためになった | 17件 |
楽しかった | 12件 |
普通 | 1件 |
その他 | 1件 |
当日事業前に「議会」や「議員」と聞いて思いつくイメージを聞いてみました。
該当するイメージ | 回答件数 |
---|---|
遠い存在 | 17件 |
わからない | 13件 |
興味がある | 6件 |
よい | 4件 |
おもしろそう | 3件 |
つまらなそう | 2件 |
明るい | 2件 |
とてもよい | 1件 |
暗い | 1件 |
すがすがしい | 1件 |
身近な存在 | 1件 |
興味がない | 1件 |
その他(「少し怖い」など) | 2件 |
事業後に同様の質問をすると、「とてもよい」「明るい」「身近な存在」など好感度の回答数が激増しました。これは「わからない」からくる不安などから、実際に議員と直接対話したことで、理解度が深まったのかなと考えます。
該当するイメージ | 回答件数 |
---|---|
おもしろかった | 21件 |
明るい | 18件 |
とてもよい | 13件 |
よい | 13件 |
興味がわいた | 13件 |
身近な存在 | 9件 |
すがすがしかった | 3件 |
遠い存在 | 2件 |
その他(「良い意味でも悪い意味でも勢力・精力的な人とそうでない議員がいる」) | 1件 |