現在位置 ホーム > 市政情報 > 市長・議会・各種委員会 > 市議会 > 市議会トピックス > (平成30年度)議会を知り・未来を語る(取手二中3年生&取手市議会)(第1弾)
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平成30年12月20日(木曜日)、午前10時45分頃から、取手二中3年生の各クラス代表など、約20人の生徒が取手市議会議場にて「未来への提言」を実施します。この企画は、今回で3回目の実施です。
今年も昨年同様に、議員と議会事務局職員による事前の出前授業や生徒による本会議の傍聴も行います。
その第1弾として、12月13日(木曜日)に、議員20人と議会事務局職員6人で取手二中3年生の各クラスに訪問し、出前授業を行いました。
取手二中の福田校長先生から、歓迎と感謝のごあいさつをいただきました。
また、「この事業に参加した卒業生は、みんな選挙で投票に行ってくれるはず」と、主権者教育への手応えとともに、これから授業を行う議員等を激励してくださいました。
取手二中の3年生は5クラスあります。議員と議会事務局職員を5グループに編成して1グループ1クラスを受け持つ形で授業を行いました。
普段見慣れない市議会議員との対面に、生徒たちは最初はとても緊張していました。
場を和ますことも兼ねて、まずは事前に用意していたパワーポイントを使い、出席者の自己紹介を行いました。自己紹介の内容は、「名前」のほか、「好きな食べ物」「好きな映画」「好きな言葉」「マイブーム」「尊敬する人」をパワーポイントで表示し、中学時代のニックネームなどを各自発表しました。笑いを織り交ぜて自己紹介をすると、生徒たちの緊張も徐々にほぐれてきて、だんだんと笑顔が見られるようになりました。
今回の出前授業は総合学習の一環ということで、取手市議会のことを知ってもらうため、議員定数や議員の平均年齢、さらには議員の報酬もクイズ形式で出題していきました。
選挙権や議員の任期など、中には1回で正解が出るものもありました。この生徒たちがどんな提言をまとめてくるか、期待が膨らみます。
「議会改革度調査で、1350の全国市区町村議会の中で取手市議会は何位か?」という問題では、「全国で17位、県内では1位」という正解を説明すると、生徒たちからは「オオーッ」と、驚きと喜びが入り交じった声が上がりました。
このとき、生徒の緊張が一段とほぐれました。
次は、議員一人一人が「なぜ、市議になったのか」、「市議になってうれしかった瞬間」を1人2分程度で発表。また、議会事務局職員も市職員を目指した理由などを話し、生徒たちは興味深く聞いていました。
議員がそれぞれの地域とのつながりの中から立候補に至った経緯などを話し、生徒たちもまたそれを身近な話として聞いて、さらに一歩、お互いの距離が近づきました。
この生徒たちの中からも、将来、取手市議会議員や取手市職員として活躍する人が出るかもしれませんね。
今回の本題である12月20日の中学生議会に向けた「予選」を行いました。
最初に、1クラスを8グループ(1グループ約4人)程度に分け、議案作成のグループワークを行いました。また、グループは模擬会派として、生徒が事前に考えておいた名称を会派名とし、各会派の代表者も決めました。
生徒の議案作成に当たっては、「他の人の案をばかにしないこと」をルールとし、「取手市を良くするために、住みよい取手市をつくるための議案」をテーマに、各自が議案シートを基にいろいろな提案を会派内で出し合いました。
各会派を議員や職員がアドバイスをしながら回りました。
中学生各会派では「あの道路のあの箇所が暗い」や、「駅の近くの空き店舗活用を」など、現在の状況と問題点を具体的に話し合い、また解決策についても熱心な議論が展開されていました。
中学生の会派として決めた議案をクラス内で発表しました。
中学生各会派から発表される議案を聞いて、どの案が「取手市のためになるか」を、生徒全員が真剣に考えていました。
各会派の提案に対し、どの会派の案がよかったか、生徒、先生、参加した議員、事務局職員が投票しました。また、投票に当たっては、選挙管理委員会から実際の選挙の際に使う投票箱を借用し、さらに、取手市議会で実際に使用している投票用紙のコピーを使って投票を行いました。
開票では、議場内での選挙と同様に、各会派の代表者(生徒)が立会人となって、議員が開票作業を行いました。
立会人の生徒には疑問票への意見を聞いたり、また実際の開票では「できるだけ投票者の意思をくみ取る判定を行う」ことなどを説明しました。
開票の結果を聞いて、選ばれた会派に納得する声や、また、選ばれなかった生徒たちからは「もっと票が欲しかった…」など、実際の選挙さながらの感想も出ていました。生徒たちが楽しみながら一生懸命に議案を考えて、そして真剣に投票してくれたことがうかがえました。
授業を終え、最後に各クラスで担当した議員が今日の総括を述べました。
14日の議会傍聴と、20日の中学生議会で再度、生徒たちに会えることをとても楽しみにしていることを述べ、二中を後にしました。
12月14日(金曜日)、取手市議会平成30年第4回定例会の最終日に生徒たちが傍聴に来ます。
本物の議場や議会を見て、生徒たちがどう感じるか。12月20日の中学生議会に向けてイメージを膨らませてもらえるか、とても楽しみです。
12月20日(木曜日)は、いよいよ取手二中3年生&取手市議会の合同企画「議会を知り・未来を語る」のメインイベント、『住みよい取手市をつくるための提言』についての中学生議会を取手市議会議場で行います。
当日は、議長選挙や代表となった議案の提案理由説明、討論(討議)、採決を行います。
可決した議案は入江洋一議長に手渡され、市民からの政策提案として受け止め、今後、取手市議会の中で話し合われます。
取手市議会のインターネット映像配信により、12月20日(木曜日)午前10時45分頃からの中学生議会をライブ配信する予定です。ぜひごらんください。
昨年の事業の様子は以下のリンクページをごらんください。
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