現在位置 ホーム > 市政情報 > 市長・議会・各種委員会 > 市議会 > 市議会トピックス > 取手二中&市議会 協働事業第1弾 議員が学校で授業(令和元年度)
ここから本文です。
令和元年12月13日(金曜日)、午後1時40分頃から、取手二中3年生の各クラス代表など約20人の生徒が、取手市議会議場にて「未来への提言」を発表し、お互いの案に討論を交えながら市政への提言を発表します。この企画は、今回で4回目の実施です。
今年も昨年同様に、議員と議会事務局職員による事前の出前授業や生徒による本会議の傍聴も行いました。
その第1弾として、11月26日(火曜日)に、議員20人と議会事務局職員5人で取手二中3年生の各クラスに訪問し、出前授業を行いました。
不在の校長に代わり取手二中の大越教頭先生から、歓迎のごあいさつをいただきました。これから授業を行う議員等を激励してくださいました。
今年度の取手二中の3年生は6クラス。議員と議会事務局職員を6グループに編成して1グループ1クラスを受け持つ形で授業を行いました。
あまり接することのない市議会議員と二中生との対面に、緊張の雰囲気が少しありました。
場を和ますことも兼ねて、まずは事前に用意していたパワーポイントを使い、出席者の自己紹介。内容は、「名前」のほか、「好きな食べ物」「好きな映画」「好きな言葉」「マイブーム」「尊敬する人」を画面に写しながら、進めました。
今回の出前授業は、総合学習の一環ということもあり、取手市議会のことを知ってもらうため、議員定数や議員の平均年齢、定例会とは何かなど、クイズ形式で出題していきました。
手を挙げてクイズに答えてもらいながら、だんだんと場が和んでいきました。
「議会改革度調査で、1350の全国市区町村議会の中で取手市議会は何位か?」という問題では、「全国で13位、県内では1位」という正解を説明すると、生徒たちからは驚きの声が上がりました。
次は、議員一人一人が「なぜ、市議になったのか」、「市議になってうれしかった瞬間」などを1人2分程度で発表。また、議会事務局職員も市職員を目指した理由などを話し、生徒たちは興味深く聞いていました。
議員がそれぞれの経験などを話し、生徒たちも真剣に聞いている様子が印象的でした。
今回の本題である12月13日の中学生議会に向けた「予選」を行いました。
最初に、1クラスを8グループ(1グループ約4人)程度に分け、議案作成のグループワークを行いました。また、グループは模擬的な「会派」として、生徒が事前に考えておいた名称を会派名とし、各会派の代表者も決めました。
生徒の議案作成に当たっては、「他の人の案をばかにしないこと」をルールとし、「取手市を良くするために、住みよい取手市をつくるための議案」をテーマに、各自が議案シートを基にいろいろな提案を会派内で出し合いました。
議員や職員が各会派にアドバイスをしながら回りました。
中学生各会派では「あそこにカーブミラーが欲しい」や、「駅前のにぎわいを」など、生徒自身が感じている市の状況と問題点を具体的に話し合い、また難しい顔で解決策についても話を進めました。
中学生の会派として決めた議案をクラス内で発表しました。
中学生各会派から発表される議案を聞いて、どの案が「取手市のためになるか」を、生徒全員が真剣に考えていました。
各会派の提案に対し、どの会派の案がよかったか、生徒、先生、参加した議員、事務局職員が投票しました。また、投票に当たっては、選挙管理委員会から実際の選挙の際に使う投票箱を借用し、さらに、取手市議会で実際に使用している投票用紙のコピーを使って投票を行いました。
開票では、議場内での選挙と同様に、各会派の代表者(生徒)が立会人となって、議員が開票作業を行いました。
開票の結果が発表されると、歓声が上がったり、実際の選挙の一場面のよう。生徒たちが楽しみながら一生懸命に議案を考えて、そして真剣に投票してくれたことがうかがえました。
授業を終え、最後に各クラスで担当した議員が今日の総括を述べました。
11月29日の議会傍聴と、12月13日の中学生議会で再度、生徒たちに会えることをとても楽しみにしていることを述べ、二中を後にしました。
12月13日(金曜日)は、いよいよ取手二中3年生&取手市議会の合同企画「議会を知り・未来を語る」のメインイベントです。『住みよい取手市をつくるための提言』についての中学生議会を取手市議会議場で行います。
当日は、生徒議長の選挙や、代表となった議案の提案理由説明、討論(討議)、採決を行います。
可決した議案は入江洋一議長に手渡され、市民からの政策提案として受け止め、今後、取手市議会の中で話し合われる予定です。
取手市議会のインターネット映像配信により、12月13日(金曜日)午後1時40分頃から、この中学生議会をライブ配信する予定です。ぜひごらんください。
昨年の事業の様子は以下のリンクページをごらんください。
関連リンク
お問い合わせ
このページを評価してください。あなたのひとことが取手市ホームページを良くします。