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平成31年3月25日(月曜日)午後1時30分から、取手ウェルネスプラザセミナールームにおいて、市内にある高校のうち5つの高校から21名、取手市議会議員20名、市職員(いのちを守るネットワーク会議員、議会事務局職員)十数名の60名ほどの参加により「聴いてますか?話せてますか?」をテーマに、議会事務局が進行役を務め対話事業を開催しました。
市議や市職員を前に緊張をほぐし、対話事業が成功するようアイスブレイクを実施。
自己紹介ゲームでは、最初にペアとなった相手に1分間で「学校名や役職、生まれた場所、住んでいる場所」は言ってはいけないNGワードとする自己紹介。続いて、その1分間の話をグループメンバーに30秒でまとめて紹介する「他己紹介(たこしょうかい)」。なかなか難しそうでした。
続いて、フライドポテト型の玩具を用いてリーダー決め。当たりを引くとケースの中のポテトが飛び散ります。「キャー」「あー」の悲鳴や溜息と拍手で会場内は一気に温かい空気に包まれました。とても初対面とは思えない雰囲気となり、「アイスブレイク」大成功です。
参加者は1グループ5、6名に分かれ、人による感情の違いについて対話を深めていく感情表現ゲーム「KINO(キノ)」の手法を用いました。
ある相談を人に打ち明けるときの表情を5枚の顔の絵の中から選択し、グループの1人が監督役でそれを予想。グループ員のそのときの気持ちをお互いに話し合うことで、人による感情や表情の違いを再認識し、相談をする際や相談を受ける際の大切さに気付いていきます。
自らのグループメンバーだけで対話することなく、会場内の他のグループに移動し、多くの人と対話することで、同じ課題でもさまざまな表情や感情、考えがあることに気付きます。
対話も進み、参加者の皆さんがさまざまな「気付き」を感じていきます。ちょっと頭と体を休ませつつ、ミラー効果のお話を兼ねて、ミラーゲーム(相手をまねる)を行いました。
当日に学び、気付いたことを壁新聞にして学校に持ち返って掲示し、校内生徒と情報共有です。
完成後は、参加者全員による投票でベストオブ壁新聞を決めます。受賞校の生徒には司会を務める議会事務局職員からプレゼントがあるとの告知に、さらに力が入り、参加者全員が協力して作成しました。
高校生も、市議も、市職員も色を塗る役、デザイン加工する役、タイトルを決める役などなど、限られた時間内での完成を目指して作成しました。
担当議員は、入江議長、小堤(こづつみ)、岩澤、加増(かぞう)議員です。
画像では分かりにくいですが、壁新聞右下のイラストが、この事業の目的を総括しているイラストで、描いた想いを発表した際、会場内から歓声が沸きました。
担当議員は、落合、関戸、吉田、齋藤議員です。
生徒の主体性とコミュニケーション力が高く、人数の多いグループでした。全員がそれぞれの役割をしっかりと捉えて作成に当たっていました。
担当議員は、池田、赤羽(あかば)議員です。
美術科の生徒が参加していたため、壁新聞の題字などに力を注いでいました。
担当議員は、渡部(わたなべ)副議長、飯島、阿部、佐藤、遠山議員です。
壁新聞にも力が入っていましたが、新聞作成の特色などのプレゼンが光っていました。
担当議員は、小池、石井、染谷(そめや)、結城議員です。
今日の事業に最も慣れている様子で、事業目的以上に気付きを得られ、それが壁新聞にも掲載されています。ピースサインで仕上がりにも満足の様子でした。
全参加者による投票の結果…得票数同数により、取手第一高校グループと取手松陽(しょうよう)高校グループがベストオブ壁新聞を手にしました!
司会から結果発表があると、悔しそうな表情や選ばれて笑顔の表情、そして会場内には「ヤッター」「キャー」などの歓声の声が響き渡るとともに、参加者全員の温かい拍手で包まれました。
事前告知していた司会を務める議会事務局職員から受賞者へのプレゼントをポケットから出すと、会場内から笑いが…。笑顔で受け取っていただきました。
入江議長から、当日の感想として、インターネット社会だからこそ相手の表情を見て話す大切さを感じ、少しでも皆さんのお役に立てればと考えます。
また、春休みにも関わらず、参加していただいた生徒。そして、開催までの各種調整等、ご配慮いただいた学校関係者、市職員に対し感謝のあいさつがありました。
事業開始前と事業後に、参加生徒の皆さんにアンケートを行いました。その集計結果をお知らせいたします。
事業開始前に生徒に聞いた事業への気持ちは「楽しみ」が9件の最大回答件数でした。
該当する気持ち | 回答件数 |
---|---|
楽しみ | 9件 |
普通 | 4件 |
とてもつまらなそう | 2件 |
つまらなそう | 2件 |
ためになりそう | 2件 |
わからない | 2件 |
事業後の同様の質問には「とても楽しかった」の回答が上昇しました。
該当する気持ち | 回答件数 |
---|---|
とても楽しかった | 14件 |
楽しかった | 4件 |
ためになった | 3件 |
事業前に「議会」や「議員」と聞いて思いつくイメージを聞いてみました。
該当するイメージ | 回答件数 |
---|---|
遠い存在 | 13件 |
わからない | 12件 |
明るい | 3件 |
おもしろそう | 2件 |
つまらなそう | 2件 |
よい | 2件 |
とてもよい | 1件 |
すがすがしい | 1件 |
興味がある | 1件 |
事業後に同様の質問をすると、マイナスイメージの回答数は全くなくなり、好感度の回答数が激増しました。これは「わからない」からくる不安などが、実際に議員と直接対話したことで、理解度が深まったものと考えます。
該当するイメージ | 回答件数 |
---|---|
とてもよい | 15件 |
明るい | 14件 |
おもしろかった | 12件 |
身近な存在 | 7件 |
よい | 6件 |
興味がわいた | 4件 |
すがすがしかった | 1件 |
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今回の事業は、高校関係者の皆様をはじめ多くの皆さんのご理解とご協力で事業を実施することができました。心から感謝申し上げます。
今後も取手市議会等との協働事業企画実施の際は、今回同様、ご理解とご協力をいただければ幸いです。
また、今回の事業は、議会事務局職員のほか、取手市いのちを守るネットワーク会議の構成職員も参加いたしました。
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