現在位置 ホーム > 市政情報 > 取手のまちづくり > 取手市制施行50周年 > 市制施行50周年の市長メッセージ(令和2年10月1日)
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令和2年10月1日は、取手市にとって市制施行50年の節目の日です。
この大きな節目の年を迎えられたことに、これまで取手市の発展にご協力・ご尽力いただいた皆さまへ感謝いたします。
市制施行50周年記念に寄せた市長のメッセージを掲載しています。
動画による市長メッセージは、以下のリンクからご覧いただけます。
「取手市制施行50周年の市長メッセージ(令和2年10月1日)」(外部リンク)(YouTube動画が別ウィンドウで開きます)
本日、令和2年10月1日、取手市は市制施行50周年を迎えました。
今日に至るまで、市政運営にご協力いただきました関係者の皆様、郷土を愛し明るく住みよいまちを築いてこられた市民の皆様、そして取手市の発展にご尽力いただきました全ての方々に深く感謝いたします。
取手市は、利根川と小貝川に囲まれ、水と緑に恵まれた「自然豊かなまち」、市内の至る所でアートを感じられる「文化・芸術のまち」、「健康で豊かな人生が送れるまち」など、様々な魅力を兼ね備えた東京近郊のまちとして発展してきました。
これまでの歴史を振り返ってみますと、1970年、昭和45年に市制をスタートさせ、半世紀の長い歴史を歩んできたわけです。
市制スタート時には4万人あまりだった人口も、平成17年の藤代町との合併を経て、10万人を超える規模となり、合併後15年を経て「新生取手市」として安定した歩みを進められていることに誇りを感じています。
一方で、近年、我々を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっています。
加速度的に進む少子高齢化、世界的な気候変動などの環境問題、そして昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大など、先の見通せない問題が山積しています。
取手市が持続可能な自治体となるためには、先人たちの築いた歴史や伝統を継承した上で、これまでの常識や慣習にとらわれることなく、常に前を向いて新しいことにチャレンジする姿勢が重要であると考えております。
そのような姿勢をお示しし、新たな門出を祝う日として、予定しておりました50周年記念式典をはじめとした様々な記念事業ですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から翌年度に延期する判断をいたしました。
新型コロナウイルス感染症に関しては、世界的にも収束が見通せず、未だにワクチンの開発など根本的な解決には至っていない状況です。しかし、必ずこの危機を乗り越える日が来ると信じております。
今日のこの日は、夢と希望を次世代に繋げていくための新たなスタート地点です。
ぬくもりとやすらぎに満ち、共に活力を育むまち「取手」を創造し、次の50年も取手市が持続可能な自治体となるよう、これからも全力で取り組んでまいります。
最後に、これまで取手市の発展に貢献していただいた全ての皆様に重ねて感謝を申し上げます。
取手市の発展と皆様の益々のご健勝を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
令和2年10月1日 取手市長 藤井 信吾