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更新日:2021年10月4日

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【市長コラム】米国でのホームステイで学んだもの

市報「広報とりで」2008年10月1日号に掲載した市長コラムです。

10月末から1週間ほど、取手市内の中・高校生25名が姉妹都市であるカリフォルニア州のユーバ市を訪問します。そこで、米国人の家庭にホームステイし、現地の学校に登校するという経験を積みます。旧藤代町時代に始められたこのプログラムが関係者の長年にわたるご尽力で20年間続き、青少年の国際交流事業の中核として大きな役割を果たしていることに心から感謝するものです。

テレビやインターネットを通した海外の情報がはんらんするようになっても、実際にわが身をその場に置き、体験しなければ体得できないことがたくさんあります。私も、中学3年生の夏休みに、ロサンゼルス郊外のサンマリノという町で1カ月間ホームステイをした経験があります。ホストファミリーに連れて行ってもらったナッツベリーファームという開拓時代の面影のある遊園地や鉄道王ハンティントンの屋敷にある立派な日本庭園、ドジャー・スタジアムなどの光景は、今も鮮やかに思い出されます。また、今でこそ日本にも大きなホームセンターがありますが、家や車が丸ごと買えそうな巨大な雑貨店があることに驚かされたものです。

そういう中で二つの出来事が忘れられません。一つは、週に一度庭の手入れに来ていた日系人のかたが、帰る前にリトルトーキョーの寿司屋に連れて行ってくれ、熊本の出身でカリフォルニアに渡ってきたことや戦争が始まってすべての財産を無くし無一文からやり直したこと、長男、次男が医師と歯科医師になっていることなどを話してくれたことです。在米日系人の第二次世界大戦中の苦労については、後に山崎豊子の「二つの祖国」が大河ドラマ化された頃にようやく知ったのですが、そのおじいさんの話を聞いていればこそ、知識でなく史実の重みを受け止められたと思います。

もう一つは、学校で行われていた「忠誠の誓い」です。アメリカ国旗と共和に忠誠を誓う31語の決まり文句の宣誓ですが、始業前、毎朝の右手を心臓の前に当てて厳粛に行われる儀式には、はっとさせられたものです。

多感な中高生の時代に、外国の文化や行動様式に触れて、外からの目で日本の社会や若者の行動を見つめなおし、自らの役割を積極的に捉えなおしてもらいたいと切実に思うものです。

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