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更新日:2021年10月27日

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【市長コラム】遊休農地活用の菜種油を給食に

市報「広報とりで」2009年12月1日号に掲載した市長コラムです。

取手市農業委員会の皆さんが昨年9月に戸頭(とがしら)の遊休農地3ヘクタールへ菜種の種まきをし、苦労しながら育てていただきました。春先には、菜の花が美しく咲きわたり、住民の目を楽しませてくれましたが、このほど刈り取った菜種から約300キログラムの菜種油を搾油し、その半分を市内の学校給食で用いることとしました。搾油と瓶詰めに携わったNPOバイオライフによると大変上質の出来栄えだそうです。

昨今、食の安全が不安視され、トレーサビリティ(追跡可能性と訳される、生産流通のプロセスが見えること)がはっきりしている農産物は多少価格が高くても、好んで買われるようになってきています。市内でも農家が生産した農作物を直接販売する朝市の開設が徐々に進んでいます。そういう中で、「いつ」「どこで」「誰が」作ったか、明解に生産者自身が語ることができる、新鮮素材が学校給食で使われることは、取手市にとって本当に胸の張れる素晴らしい事業です。

また、今回の菜種油の事例を通じて、「菜種油の性質」や「どれくらいの耕地からどれだけの果実が得られるのか」、「休耕地の利活用」など、生徒自身に考えさせることで、環境を大事にする人づくりにつながると思います。

さて、学校給食で用いる油についてですが、取手市では、昨年から、マーガリンを使用しないことにしました。食の安全が追求される中で、米国等では、トランス脂肪酸といわれる、自然界には存在しない人工的な分子配列で作られた油について使用を禁止または制限する動きがあり、マーガリンもこのトランス脂肪酸の一つだからです。

一方、菜種油は、オリーブ油同様に豊富にオレイン酸を含む優れた自然素材のオイルで、酸化されにくく、動脈硬化や心疾患を招きにくい上質の油とされています。

今回の菜種油は、大量に供給はできませんが、生産者の顔の見える安心できる素材を新鮮なうちに、という基本に忠実なものだと自信を持ちたいものです。

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