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更新日:2021年6月9日

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【市長コラム】健康志向と本物志向

市報「広報とりで」2011年7月15日号に掲載した市長コラムです。

6月末に新潟県の見附市を視察してきました。面積78平方キロ、人口4万3千人と小ぶりな市といえますが、「人が健康、まちが健康」を目指し、さまざまな特色あるまちづくりが行われています。

まちの駅・市民交流センター『ネーブルみつけ』は、市役所と警察署をはさんで近接する場所にある市民活動の拠点です。月1回の休館日と年末年始以外は午前9時から午後9時45分まで開館しており、平成22年度は年間52万人の利用があったそうです。施設としては、健康づくりのジム、子育て支援センター、雇用情報や不動産情報等の提供コーナーに加えて、地元の物産(食品、みやげものから衣類等)の販売コーナー、市民交流サロンや喫茶コーナー、団体の研修室や子どもたちの自主学習のコーナーがあります。見通しの利く解放感のあるワンフロアの中にあらゆる年代の幅広いニーズを集めているからこその高い利用率だと納得できます。

また、産業団地の一角に2ヘクタールの本格的なイングリッシュガーデンを整備し、市内外に誇れる新名所となっています。ナチュラルガーデンの第一人者のケイ山田さんの継続的な指導を受けていますが、運営については市民有志による公園サポーターが低廉な費用弁償のみで自ら意欲的に技術を高め植栽管理や花柄摘み等に当たっているため、類似施設と比較すると維持管理費用は半額程度に抑えられています。昨年には、その庭を借景とした本格的なホテルが隣地にオープンしています。

このような施策は、商社の海外駐在員の経歴を持つ久住(くすみ)市長さん自身のオリジナリティーによるところも大きいのですが、「健康志向」と「本物志向」を体現している点が出色だと思います。さらに、未来を見据えた地域の大きな柱を構築しようとする市長の政策を住民自身が我慢強く支えてくれたことが成功の要因と総括されていました。その地域力、住民力は、平成16年7月の刈谷田(かりやた)川決壊による豪雨災害、10月の中越大震災という相次ぐ試練を見事に乗り越えることにつながったのです。

私たちのまち取手市においても、顔の見えるコミュニティーの中で、住民が自分の役割を果たせている実感を伴いながら、健やかに暮らせる本物志向のまちづくりを進めてまいります。

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