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更新日:2021年10月27日

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【市長コラム】「健幸(けんこう)」をめざすまちづくり

市報「広報とりで」2011年11月15日号に掲載した市長コラムです。

取手市健康福祉まつり(本年は10月22日開催)では、1年間または2年間医療機関での診療を受けなかった国民健康保険健康優良世帯へ表彰を行っています。普段から健康や食生活に対して細やかな気遣いをされ、家族全体が病気と無縁でいられるということは、大変な努力のたまもので、喜ばしいとともに模範的なことであり、心より敬意を表するものです。

健康に関する講演会は、筑波大学大学院の久野譜也(くの しんや)教授にお願いしました。久野先生は地域における健康づくりを個人の医療や健康の問題としてとらえるだけでなく、地域の経済や交通をも含む「人を囲む基盤全体」の中で実現していってこそ、健康で豊かな地域社会が構築できる、との考えから、自治体の首長(参加は取手を含む全国18市)とともにSWC首長研究会を設立して積極的具体的な活動を推進中です。SWCはスマートウェルネスシティの頭文字を取ったものですが、ウェルネスとは「地域が連携しながら市民の生涯にわたる健康的なライフスタイルの確立を目指す総合的な取り組み」のことで、今まさに取手が取り組もうとしていることです。

さて、久野先生からは健康や運動にかかわる先入観が必ずしも当たっていないこと、できもしない大目標に挑戦するよりは、細かい運動や習慣を積み重ねてトータルで運動量を確保することの大切さなど、現代人のライフスタイルに即したノウハウまでご披露いただきました。一例を挙げると運動は30分間継続しないと意味がないようにいわれるが、短時間の運動の累計でも目標値に達すれば効果が得られること、雨でウオーキングを一日お休みしても一週間の中で補えば効果が保たれるとのことです。参考になるお話でした。

一方、健康づくりに相当努力をしている自治体であっても、もともと健康度が比較的高く維持できている層をさらに健康にさせることにおいて成果は出ているが、健康意識の低い層を新たに取り込むという面ではほとんど成果が上がっていないそうです。ドイツのフライブルクという都市が中心部には車を入れない完全な歩行者天国を形成して世界中から人を集めている写真を見せてもらいましたが、安全・安心に歩け、互いに会話が楽しめ、存在を確認し合える街が、「健幸(けんこう)」な街だと思います。

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