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更新日:2022年3月31日

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【市長コラム】取手市地域防災計画の本格的見直し

市報「広報とりで」2012年4月15日号に掲載した市長コラムです。

市は取手市地域防災計画について平成24年4月に抜本的な改定を行いました。基本方針は、(1)市民力・地域力の向上(自助・共助)、(2)市の防災力の向上(公助)、(3)組織力、システム力の向上(国・県・ライフライン事業者その他の防災関係機関との連携)により、地震や風水害等の被害の軽減を図るということです。

東日本大震災への対応で得た教訓を随所に盛り込んだことや、自主防災会長や市民からなる取手市地域防災計画見直し市民懇話会の意見や要望を反映させたことなどに特色があります。

今回特に自主防災組織に対する連絡体制の強化を明確化しました。さらに、避難所の運営に当たっては避難所運営委員会の中に女性メンバーの配置を考慮することや衛生面環境面での男女のニーズの違いを取り入れること、要援護者への配慮などを盛り込んでいます。

このように総合的・体系的に防災体制を強化することが必要ですが、災害の現場にあっては「自分が助かろうという意志と行動」が基本中の基本です。さらに、刻一刻と変化する現場の状況の中では、マニュアルどおりの運営では力が発揮できないこともあります。

昨年の震災時に大洗町(おおあらいまち)では消防士が「速やかに高台など安全な場所に避難してください」と呼び掛けたところ、町長から「生ぬるい言葉ではダメだ」と指摘があり、「緊急避難命令。緊急避難命令。大至急高台に避難せよ」と言い換えたそうです。

また、以前に取手市で防災講演会の講師にお招きした群馬大学大学院教授の片田敏孝(かただ としたか)先生が津波防災対策に携わった釜石市では、小・中学生のほとんどが無事に生き延びたことが報道されています。大人は過去の大津波の体験をもとにここまでくれば大丈夫と思うところを、先生の「想定にとらわれずにその状況下で最善を尽くせ」という指導に素直に従って行動を取った成果です。取手での講演では逃げ切るためには自発的自助でなければならないと教えていただきましたが、一人一人が自分の命を守ることに最善を尽くすという姿勢が何より重要だと改めて思います。

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