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更新日:2021年10月4日

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【市長コラム】心和ませる景観と空間を大切に

市報「広報とりで」2012年10月15日号に掲載した市長コラムです。

うっそうと茂っていた緑の木々が色付き始める「実りの秋」が到来しました。川べりや周辺の景色の変化に確かな季節感を味わえるのは郊外都市取手の魅力だと思います。

とはいえ、取手市の駅前については地形的に周囲を登り坂で囲まれていることと地価がきわめて高かった時代に現在の開発の骨格が形成されたことから、景観や空間の広がりといった面ではゆとりのない現状となっています。

さて、取手駅西口については、広く市民や権利者、研究機関などから提案を募るため平成21年度に実施した「まちづくり企画提案公募」における提案を基にしながら、「取手駅北土地利用構想」を昨年7月に策定しました。そしてこれに基づいた「市民の健康を増進し活力を創出する『ウエルネス・タウン取手』の創造」に向けて整備を進めているところです。この「取手駅北土地利用構想」では駅周辺を広めに「ゾーン」として捉え、そのゾーンの中では歩行者が車や自転車等と競合しないで、円滑かつ快適に移動できるようになります。また、誰もが散歩や休息・語らいのために時間を気にせず滞在できる広場としての公園を整備します。

JRと関東鉄道を合わせた乗降客数が平成8年当時と比較して半減した現在にあっては、駅周辺整備に当たっては、日中、街の中に残っている市民の皆さんの利用が見込める施設を配置するとともに、ゆとりある空間を全体として創出することが欠かせないわけです。県の学生寮の跡地に、健康づくりの支援・子育て世代の応援・市民の芸術文化活動の発表に適したホールなどを備えた「(仮称)ウエルネスプラザ」を整備しますが、敷地内に十分な広さの多目的広場公園を確保する考えです。広場は、市民のにぎわいの場となり、災害時にも有効に利用されると見込まれるからです。一部には、県の学生寮跡地には許容される容積率一杯の建物を造るべきとの意見もありますが、ギリギリ残された最後の景観や空間を守る責任も、「公共」は担っていますので、三階程度の威圧感のない建物の中に効果的に諸機能が確保されるように検討を進めています。

また、歩行環境の快適性の確保は、今後、あらゆる権利者も交えて解決していかなければならない課題です。取手駅「はなのき通り」は、前後の急な勾配に加えて、個々の駐車場入口への切り下げという形態から、歩道は勾配が連続して、決して、歩きやすい歩道ではありません。横浜の元町商店街に行くと、「官地歩道」に加えて「民地をセットバックした歩道」が加わって、歩行者の快適性を実現しています。今後、A街区(全て民地)の再開発に当たっては一定の水準の快適な歩行空間の確保や、民地の建物の意匠にも一定の統一感を持ってもらうなど、「街づくり協定」等の整備など将来を見越した戦略が必要と考えております。

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