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更新日:2021年12月28日

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【市長コラム】有用だった昔遊び(正月に思う)

市報「広報とりで」2013年1月15日号に掲載した市長コラムです。

地域のリーダーとして市政運営にも協力を頂いている市民のかたから、ベーゴマやメンコなどの「昔遊び」を子どもたちに体験させてあげたい、子どもたちの間に普及したら、次は市の大会といった場で楽しく競い合えれば成長の機会となるというご提案を頂きました。私よりも前の世代であれば、誰でもが親しんだこま回しなどの遊びですが、今ではお正月でも、あまり見かけなくなりました。

私自身も幼稚園から小学校低学年当時、ベーゴマで遊んだ覚えがありません。こまには地域性があるようで、九州では木製のこまを使った投げゴマで遊んでいました。太い紐(ひも)を芯の方(ほう)から順にこまの胴に巻きつけ投げつけてこまを回します。同級生には背中越しに上から下に投げ付け勢いよく回す見事な腕前の子も居て舌を巻いたものです。またメンコは、鹿児島ではカッタ(かるたの訛(なまり))といっていましたが、強い子が居て歯が立たなかった思い出があります。風を起こす力強い打ち方もさることながら、分厚い板紙の上にろうを染み込ませた“ブッチ”といわれる強い手札をそろえていたわけですから、雑誌の付録を切り抜いた札など全く相手にならず、見る見る取られていったものです。子ども心にも、待ったなし、ゴメンなしの勝負の厳しさを教えてくれたと思っています。

こういった遊びには、手や身体を動かして覚えること、技能のレベルには初歩から上級まで広がりがあることなど物事の基本を自然に体得させる効用があったと思います。見事な腕を仲間に披露できた子は、自己肯定感に満たされて得意になったはずですし、くやしさを感じた子も何かを学んだはずです。

さて、教育界のカリスマと呼ばれる藤原和博氏は、民間人出身で杉並区立和田中学校の校長を5年間務め、「よのなか」という私設の人生の教科書を発刊した人ですが、聖徳大学付属取手聖徳女子中学校での講演で、子どもの創造性を高める遊びとして、ジグソーパズルよりもブロック玩具が適していると話をされました。ジグソーパズルは一つしかない他人が決めた正解を探すが、ブロック玩具は何だって作れるからだそうです。勝つために自分で道具を作ったり独自にローカルルールを定めたりした昔の手作り遊びは案外ブロック玩具に近いのかも知れません。

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