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更新日:2021年4月14日

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【市長コラム】進化し続けるアートのまち

市報「広報とりで」2021年4月15日号に掲載した市長コラムです。

例年、東京芸術大学卒業・修了制作における成績優秀者に授与する「取手長賞」ですが、第29回となる令和2年度は、常行哲弘(つねゆき・あきひろ)さんの油絵と、熊坂美友(みゅう)さんの工芸(彫金)、また令和元年度より新設された音楽分野においては、オルガン研究分野の田宮亮(りょう)さんとピアノ専攻の飯塚(いいづか)健之介さんに決定いたしました。

それぞれの作品や演奏は、技術的に高い水準にあることはもちろんですが、作者・演者の豊かな感性とともに謙虚に日々己を磨いてやまない求道(きゅうどう)精神のようなものが伝わってきました。きっと年代を超えて多くの人に感動を与え、輝き続けることと思います。

美術分野の作品は、現在取手駅ビルのアート発信拠点であるたいけん美(び)じゅつ場(ば)(VIVA)内のとりでアートギャラリーで、4月28日(水曜日)までご覧いただけます。また、音楽分野に関しては、
受賞者を今年度のふれあいコンサートにお招きし、演奏をしていただく予定です。

美術作品の展示会場であるとりでアートギャラリーは、クオリティーの高い展示スペースとして徐々に評価が高まってきております。受賞作品のような鑑賞に堪える優れた作品を納得いくまで鑑賞できる環境が備わった
ことは、「アートのまち取手」が今後もその名に恥じない活動をしていく上で力強い土台となったと言えます。

一方で、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、この1年はアーティストの活動にさまざまな制約が生じました。そのような中、オンラインを利用した新たな取り組みが始まっています。その一つである取手市内で活動するアーティストのアトリエや、制作の様子を紹介したアート創作活動拠点オンライン公開事業は、内閣府のポータルサイト「地方創生図鑑」の注目事業の一つに掲げられました。その他には、市の所蔵作品が閲覧できるオンライン美術館の開設、無観客で行ったふれあいコンサートの映像配信などが挙げられます。

今年度もこの実績を糧に、できないことばかりに目を向けるのではなく「今だからこそできること」を考えながら、取手市ならではの新しいアートのまちを築いていきたいと思います。

お問い合わせ

秘書課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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