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更新日:2022年9月1日

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夏休み子ども消費生活セミナーを開催しました

令和4年8月25日(木曜)、取手市福祉交流センター多目的ホールで「夏休み子ども消費生活セミナー」を開催しました。小学生と保護者を合わせて55人の参加がありました。

現在、世界では、地球温暖化や環境汚染等、様々な社会課題が発生しており、「持続可能性(サステナビリティ)」をキーワードとした問題解決が求められています。2015年の国連サミットでは、持続可能な目標(SDGs)が採択され、持続可能でより良い社会の実現を目指すことが、世界共通の目標として定められました。小中学校学習指導要領では「持続可能な社会の創り手」の育成が掲げられており、若者が果たす役割の重要性が増していくと考えられます。学校ではSDGsが積極的に取り上げられていますが、「環境問題や社会課題に取り組む商品やサービスが身近にない」という消費者意識基本調査アンケート結果もあります。従って、SDGsに興味はあるが、具体的な参加方法がわからない、取り組めていない人が多いということがわかります。(令和3年度消費者白書より抜粋)

消費者庁では、消費者基本計画において「消費者が主役となって選択・行動できる社会の形成」として、ライフステージに応じた体系的な消費者教育の推進を図るとともに、関連するSDGsとして「質の高い教育をみんなに」、「つくる責任、つかう責任」や「海の豊かさを守ろう」があります。

その取り組みとして、消費生活展実行委員会と消費生活センターでは夏休み子ども消費生活セミナーを開催しました。アーティストとSDGsを楽しく学ぶことができました。

内容その1 SDGsのミニ講座

SDGsの目標の中の一つである14「海の豊かさを守ろう」を中心に、啓発映像を鑑賞して、海洋汚染などについて学びました。途中クイズを交えながら自分たちの将来、未来について考えました。皆さん、真剣に講義を聴いていました。講師は、取手市消費生活センターの相談員が務めました。

子どもが講義を聞いている様子。机が縦3つ横3つ並んでいる。それぞれの席に子どもが2人もしくは1人座って正面のスクリーンを見ている
SDGsミニ講義の様子

内容その2 小さなアクアリウム(水族館)を作ろう

市内で活躍する美術作家アーティストの浅野純人(すみと)氏を講師に迎え、一人ずつアクアリウムを作りました。海の生き物を中心に各自いっしょうけんめいに作成しました。夏休みの工作になったと、みなさん喜んで持ち帰りました。

子どもがマジックを持って海の生き物の絵を描いている様子
プラ板にマジックで海の生き物を描きます。

アクアリウム2つ並んでいる。瓶みたいな容器にそれぞれ黄色と青色のガラスみたいな砂が入ってる。瓶の蓋から描いた絵がぶら下がっている
出来上がった作品「アクアリウム」。イルカとクリオネでしょうか。

集合写真子ども達が作品を手に持ってこちらを向いている。20人のかたが横3列に並んでいる
最後にみんなで集合、素敵な作品が仕上がりました。感染対策も御協力いただきありがとうございました。

参加者の感想

子どもの感想

  • SDGsについての話が聞けてよかった。ごみ拾いを少しでもしたい。
  • 勉強もして、工作も楽しめてとてもよかった。家でも同じように作ってみたい。
  • 展示されていた「海の生き物」がとてもきれいだった。
  • アクアリウムは作るのは楽しかったし、できあがりはとてもきれいだった。

保護者の感想

  • SDGsの言葉は知っていたが、子どもに教えるのは難しかったのでこういう機会を通じて親子で楽しく学べてよかった。
  • 子ども向けであっても大人もじゅうぶんに考えられた。工作は集中していて楽しそうだった。
  • ワークショップだけでなく、子どもとSDGsについて学ぶ機会がもてて楽しかった。

主催

取手市消費生活展実行委員会 取手市消費生活センター

このページは、以下のSDGsのゴールと関連しています。

SDG's目標4「質の高い教育をみんなに」画像 SDG's目標12「つくる責任つかう責任」画像 SDG's目標14「海の豊かさを守ろう」画像

SDGsとは

お問い合わせ

産業振興課消費生活センター

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-72-5022

ファクス:0297-74-0257

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