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令和7年10月29日(水曜日)、福祉交流センターで「令和7年度取手市市政協力員連絡協議会研修会」を行いました。
本研修会は、各地区で実施している事業や活動状況の情報交換を通じて、自治意識の向上や市政協力員としての見識を深めることを目的に毎年実施しています。
今年度は、「若い世代の自治会・町内会の加入促進」と「取手市の文化芸術施策」の二部構成で、戸頭町会地区市政協力員の大関氏と小笠原氏、相馬第1地区市政協力員であり取手市役所文化芸術課職員でもある秋田氏より発表いただきました。当日は、市政協力員と自治会・町内会の会員合わせて41名が参加し、活発な意見交換が行われました。
【発表資料】

研修会前半は、戸頭町会地区市政協力員の大関氏と小笠原氏から「若い世代の町会加入促進」に関する活動について発表していただきました。戸頭町会では令和4年に、50歳代の副会長が80歳代の会長のバトンを引き継ぎ、世代交代を果たしました。新会長となった50歳代の会長は、「若い世代を巻き込んで町会員を増やし、新しい風で活性化していきたい。」とし、役員の中に30歳代のかたも加わったそうです。今後も若い世代の加入促進を積極的に進めていきたいと語りました。
1.情報発信の強化
2.町会報の改善
3.子育て世代向けのイベント開催
4.ボランティア制度の導入
役員は基本公募制だが、応募者がいないため一人で何役も兼務をしている状況である。そのため、働いている人も容易に町会活動に参加できる仕組みづくりが必須である。また、町会内に限らず学校や他団体等、地域と連携することで、開かれた町会を構築していきたい。

(写真左から戸頭町会の大関氏、小笠原氏)
戸頭町会の事例発表を聞いた参加者からは以下の質問が挙がりました。
70代の事務局長が独学で学び、作成と更新を行っています。町会員からは手軽に活動状況が把握できると好評です。現在は1人で対応しており、今のところ後継者はおりません。
ホームページの開設は、専門知識をもつボランティアの協力を得て構築しました。現在のホームページを更新する際は、インターネットサーバーとソフトウェアが必要となりますが、インターネットサーバーは、月額1万円ほどでソフトウェアは無料のものを使用しています。
また、取手市の「いきいきネットとりで」は、無料で自治会情報を掲載することができるので、こちらを活用してもいいと思います。
役員は主に高齢者で構成され、20数名の本部役員、11名の地区部長、101名の班長がいます。一部の役員は複数の役割を兼務しており負担は大きいです。夏祭り等の大規模イベントは担当部長が中心となり行っていますが、人手不足が生じておりボランティアを募っている状況です。しかし、ボランティアも十分ではありません。
イベントが多いのではないかという意見もありますが、やめてしまうと町会の活性化に支障が出るため継続しています。イベントを楽しみにしている町会員も増えている状況です。イベントの魅力向上が町会の活性化に繋がっていると考えています。
戸頭町会の発表後は、地区ごとにグループに分かれて、若い世代が自治会等に加入しない要因や若い世代に加入してもらうために取り組んでいることについて話し合いました。各グループで活発な意見交換が行われました。

1.若い世代が自治会等に加入しない要因
ライフスタイルの多様化、共働き世帯の増加等で自治会参加が困難、役員の負担が大きい、関心がない、加入のメリットが不明瞭、会費が高いなど
2.若い世代に加入してもらうために取り組んでいること
若者世代が参加しやすいイベント開催、活動状況の資料配付、行事等を減らし役員の負担軽減、ホームページやSNS(Instagram、LINE等)の活用、ボランティア制度の導入など
研修会後半は、「取手市の文化芸術施策」について、市政協力員であり取手市文化芸術課の職員でもある秋田氏が紹介しました。

(市政協力員で取手市文化芸術課の職員でもある秋田氏)
始めに、秋田氏から文化芸術施策を講じる意味について、「高齢者福祉と時代を生き抜くための教育に芸術(アート)の力が大切である。」と説明がありました。
取手市の取り組みの一つとして、東京藝術大学と市内小中学校との交流事業を取り上げ、交流が子どもの感性や情緒の健やかな発達を促していることを伝えました。
主な交流事業
その他の取手市の取り組みとして、たいけん美じゅつ場VIVAや井野アーティストヴィレッジ等について説明がありました。
東京芸術大学出身の参加者からは、「アーティスト(文化的な表現を行う人)は、教育現場の支援や問題解決に貢献している。また、まちづくりや地域のイベントにも興味があり得意でもある。声をかけてもらえば一緒に何かできる可能性があると思う。」と意見がありました。
研修会にご参加いただいた皆さま、お疲れさまでした。
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