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更新日:2022年12月1日

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市政協力員の皆さんを対象に地域の課題を話し合うグループワーク型研修会を開催しました

令和4年11月16日(水曜日)、市政協力員の皆さんを対象に地域の課題について、意見交換・情報共有を行うグループワーク型の研修会を開催しました。

研修会を企画するにあたり、多くの市政協力員から「自治会・町内会における退会者や未加入者の増加に困っている」「他の地域の現状や取組事例を知りたい」「専門家の意見を伺いたい」との意見が挙がりました。その意見を反映し、今回、講演とグループワークを組み合わせた研修会を開催することとなりました。

研修会には市民協働推進員(市職員)も参加し、地域の課題を把握するとともに地域と行政の協働について、市政協力員の皆さんと一緒に模索しました。

概要

日時

令和4年11月16日(水曜日) 午前9時から正午まで

会場

福祉交流センター 多目的ホール

講師

国立大学法人 千葉大学大学院社会科学研究院 教授 関谷 昇 氏

当日の様子

講演「これからの地域づくり」

 新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、地域生活、地域コミュニティなどが変化しています。その様な社会状況を踏まえた今後の地域活動の見直しポイントについて講演されました。

研修会場で講師がスクリーンに映し出された資料を用いながら、参加者に説明している様子

グループワーク

 全7グループに分かれ、「自治会・町内会における退会者や未加入者の増加」について、現状と今後を話し合いました。

参加者6名がイスに座り、机の上で付箋に意見を書き出している様子

発表・講評

 各グループごとに話し合った内容を発表しました。発表はグループを代表して市政協力員のかたが行いました。発表後、講師から講評を受けました。 

2名がグループワークの結果を記した模造紙を持ち、1名がその内容を発表している様子

発表内容

発表された主な意見

現状

  • 住民の高齢化に伴う問題(回覧の負担、集金の負担)
  • 自治会・町内会の役員の高齢化、なり手不足
  • 自治会・町内会の役員の負担過重
  • 会費未払い者の増加
  • 転入世帯と既居住世帯の交流不足
  • アパート居住者とのコミュニケーションの取りづらさ
  • 若い世帯との価値観の違い
  • 空き家・空き地の増加

今後

  • 地域で連携やつながりをつくる
  • 気軽に集える場の提供(集会所でお茶のみ会など)
  • 若い世帯の加入促進(ホームページの作成や写真を多用したチラシの作成など)
  • 未就学児や小学生などを対象としたイベントの開催
  • 集会所のバリアフリー化
  • 活動のデジタル化
  • 活動の見直し・簡素化・自治会の若返り化
  • 役員の負担軽減、役員に対する待遇向上
  • 空き家・空き地に対する会員からの苦情対応

講評内容

講評の主な点

価値観の違い・生活スタイルの違いをどうするか。

それぞれの立場によって、置かれた状況は異なる。色々な立場の人が自由に対話できる場をつくることが大事である。

課題や解決方法などはあらかじめ決まっているわけではないことを踏まえ、各々の立場の背景や事情、狙いや考え方をお互いに知る。

自治会・町内会へ加入するメリットをどう伝えるか。

それぞれの立場によって、メリットは異なる。1つ1つの課題に対して、イメージを膨らませ伝えていくことが大事である。地域の問題の深刻さをいかに訴え、地域住民で「共有」できるか。

活動の見える化・多角的な入り口

地域の人が自分なりに参加できる入り口をつくっていく。各人ないし各団体が、自分の関心や目的、置かれた環境に応じて接点を持ちうる。

お問い合わせ

市民協働課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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