現在位置 ホーム > 防災・安全 > 消防・救急 > 「消防・救急」のお知らせ > 取手市災害重機機動隊の紹介
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茨城県では、つくば市と取手市の2市の消防本部が、重機・重機搬送車および特殊資機材を備えています。「取手市災害重機機動隊」は、茨城県内で唯一の災害重機機動隊です。
重機及び重機搬送車並びにその他特殊資機材を備え、災害重機機動隊員により編成されています。火災・救助・その他の事故により人命救助が伴う消防活動が予想された際に出動します。
また、緊急消防援助隊「土砂・風水害機動支援部隊」として、茨城県内外で発生する大規模災害時における緊急路の確保や堆積物、土砂等の除去活動を実施します。
重機が必要な災害が発生した場合に協力を求めるため、取手市建設業協会と災害時における業務協定書を交わす。
取手市建設業協会との災害協定について、新たに人命救助協定を追加する。
この協定により、使用同意を得た建設業協会所有の重機及び重機運搬車に、現在位置が特定できるGPSを取り付け、災害で必要となった場合に災害発生場所直近の重機を選定し、災害重機機動隊員による現場活動が可能となる。
取手市消防本部災害重機機動隊発足。
当本部職員の重機操作技術向上のため、取手市建設業協会と建設機械オペレーター育成訓練に関する覚書を交わす。
重機及び重機搬送車を総務省消防庁から無償貸与され運用開始。
このため、災害重機機動隊員による独自の活動が可能となったため、建設業協会とのGPSシステムを解除する。
災害重機機動隊員20名。
10トントラックシャーシをベースに、各種災害現場で使用する重機等を搬送するセルフローダー仕様で、荷台をスライドして傾斜させることにより、重機等の車両を容易に積み込むことができます。
各種災害現場における救助活動に使用する。アタッチメントはクイックカプラ・油圧旋回式フォーク・油圧切断機・油圧プレーカーの4種類を搭載。その他に無線遠隔操作装置にて、遠隔操作も可能。
令和2年11月14日、取手市消防本部において、関東近郊で重機・重機搬送車を無償貸与されている消防本部(局)と、現在抱えている問題や訓練方法等の意見を交換し情報共有を図るとともに、隊員の技術向上を目的に合同訓練を実施しました。
合同訓練時の様子は、消防・防災・レスキューの専門マガジン「Jレスキュー」2021年5月号と、通販マガジン「セイバーズ」2021年第47巻に掲載されています。