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更新日:2025年9月24日

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介護予防活動団体「おしゃべり処ほほえみ」の活動に参加してきました(みるく)

令和7年9月18日、介護予防活動団体「おしゃべり処ほほえみ」の活動に参加してきました。今回は、「おしゃべり処ほほえみ」の活動内容についてご紹介したいと思います。

おしゃべり処ほほえみとは

令和2年1月15日に、地域で自主的に介護予防事業を行う団体として設立され、桜が丘自治会館を活動拠点として活動をしている団体です。主として桜が丘居住者を対象に、認知症予防を中心とした諸活動を実施し、地域住民の健康の維持・増進を目指しています。

活動内容

  • 月1回、回想法おしゃべり会を実施しています。
    グループで楽しくおしゃべりをしている写真です
  • 月1回、ほほえみセミナーを実施しています。専門家を講師に招いた口腔ケア講座や栄養講座、デュアルタスク体操などを実施しています。
    体操をしている画像です

本日の活動内容

本日は「ロコモ度チェック」の活動内容でした。
さくら整形外科クリニックの理学療法士・長島先生と、柔道整復師・小林先生にご講義ただきました。

ロコモに関する講話

皆さん、下記のような状態ではないですか?

  • 片脚立ちで靴下が履けない
  • 家の中でつまずいたりすべったりする
  • 階段を上がるのに手すりが必要
  • 家のやや重い仕事が困難(掃除機や布団の上げ下ろしなど)
  • 2キログラム程度の買い物を持ち帰るのが困難(牛乳パック2個程度)
  • 15分くらい続けて歩くことができない
  • 横断信号を青信号で渡りきれない

ロコモとは、運動機能が低下した状態のことを表し、上記のうち1つでも当てはまるとロコモのリスクがあります。しかし、適切に介入を行えば、ロコモから脱することも可能です。
ロコモとは何か、なぜ対策が必要なのかをご講義いただきました。
ロコモチェックの説明の様子

続いて、実際の身体の状態を確認するため、ロコモチェックを行いました。下記の方法でロコモ度をチェックしていきます。
ロコモ度1→ロコモ度2→ロコモ度3の順に移動機能低下が進行していることを示しています。
皆さんも是非実施してみてください。

立ち上がりテスト

片脚または両脚で、決まった高さから立ち上がれるかどうかで、下肢の筋力を測ります。

  • ロコモ度1
    どちらか一方の脚で40センチメートルの台から立ち上がれないが、両脚で20センチメートルの台から立ち上がれる
  • ロコモ度2
    両脚で20センチメートルの台から立ち上がれないが、30センチメートルの台から立ち上がれる
  • ロコモ度3
    両脚で30センチメートルの台から立ち上がれない

立ち上がりテスト

2ステップテスト

歩幅を測定することで、下肢の筋力・バランス能力・柔軟性などを含め、歩行能力を総合的に評価します。
大股で2歩歩き、その測定結果をもとに下記のとおり計算します。
2歩幅(センチメートル)÷身長(センチメートル)=2ステップ値

  • ロコモ度1
    1.1以上1.3未満
  • ロコモ度2
    0.9以上1.1未満
  • ロコモ度3
    0.9未満

2ステップ

筋トレ

最後に、ロコモ予防のための筋トレを実施しました。

  • 片脚立ちの状態を1分間キープする
    片脚立ちで負荷をかけることで、骨粗しょう症予防に繋がるそうです。
    このとき、床についている脚の膝が曲がらないようにするのがポイントです。
  • スクワット
    つま先を少し外側に向けてしゃがむと膝や股関節に負担がかかりにくくなります。

筋トレ

活動に参加してみて

「おしゃべり処ほほえみ」のほほえみセミナーでは、新しいテーマを取り入れながら実施をしているので、参加されている皆さんも楽しそうに実施されていました。
自身のロコモ度を測定する機会が少ないなか、専門職のかたに測定をいただくことが出来、貴重な体験となりました。皆さん、普段から健康に関心を持って、「おしゃべり処ほほえみ」に参加されているので、ロコモ度測定の結果も良く、筋トレもきれいな姿勢を保ちながら実施されていたのが印象的でした。引き続き「おしゃべり処ほほえみ」に参加し、健康を意識しながら過ごしていただければと思います。

「おしゃべり処ほほえみ」の皆様、ありがとうございました。

 

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