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更新日:2024年10月11日

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災害図上訓練や地域防災講習で議員が学ぶ(議員研修会)(平成28年11月)

平成28年11月16日(水曜日)、取手市議会議員による研修会で、議員が災害図上訓練や防災に関する講演を聞いて知識を深めました。

図上訓練では、取手の地形を把握し、水害発生時を想定した防災上の動きをシミュレーションして、市の課題を参加者で共有しました。また、後半は、龍ケ崎市役所の危機管理監の講演を聞きました。

災害図上訓練「取手市・地域防災計画を知る」

19人の議員が参加して始まったこの日の研修。佐藤清議長は他の公務のため研修には参加せず、染谷(そめや)副議長が開会のあいさつ。議会事務局職員が司会進行を行いました。

島形式の机が2つあり、4人ずつ座っている。前にスクリーンがあり、左に4人の議員が、右に1人の事務局職員が立っている。

図上訓練を行うに当たっては、議員の中で防災士の資格を持つ4人の議員が、各班に入ってファシリテーター(話し合いを円滑に進める役)を務めました。

4人の防災士資格を持つ議員が横1列に並び、それぞれの資格証を手に持って写真を撮っている。

防災士の資格を持つ議員。左から小堤(こづつみ)・染谷(そめや)・阿部・齋藤議員。

地図を色分け「市の特性を知り災害対策を考える」

川や道路、避難場所、洪水時の浸水段階などを、色マジックやシールを使い分けて、取手の地形図の上に重ねたビニールに書き込んでいきました。

男性議員2人(結城・佐藤議員)、女性議員2人(石井・小池議員)が机の中央に置かれた地図に書き込んでいる。

1班の作業の様子。協力して色を塗っていきます。取手市地域防災計画を十分に把握した地図ができました。

男性議員4人(竹原・渡辺・入江・赤羽議員)が机の中央に置かれた地図に書き込んでいる。

3班の作業の様子。市の洪水の歴史を反映した中で、低い土地を見分け、洪水時に浸水しそうなエリアにも色を塗りました。

男性議員2人(関戸・小堤議員)、女性議員2人(池田・加増議員)が机の中央に置かれた地図を囲んで話し合いをしている

4班の作業の様子。細部にわたる想定をしつつ、議論も活発に交わしながら、市の防災上の課題を見つけていきます。

中央に女性議員(阿部議員)、左に男性議員2人(岩澤・飯島議員)、右に男性と女性議員(落合・遠山議員)がいて、地図を書き込んでいる

2班の作業の様子。

色分けされた地図から読み取れる、取手の防災上の課題や対策を付箋紙に書き出し、また、各班から発表し、皆で問題を共有しました。

2班の地図は防災計画も反映され、11月16日は「いい色の日」ということで最も色がきれいに塗られていたことから、4つの班の中で最優秀に選ばれました。

スクリーンの前で出来上がった地図を持ち、参加者全員で並んで記念撮影をした写真

参加者全員で記念撮影。

龍ケ崎市危機管理監による講演「地域防災・危機管理を考える」

この日の研修第2部として、龍ケ崎市で危機管理監を務める出水田正志(いずみだまさし)さんの講演や同市危機管理室職員の話を伺いました。

出水田(いずみだ)さんは、元陸上自衛隊一等陸佐という肩書で、その経験を生かし、平成24年から龍ケ崎市において、危機管理を専門として勤めています。

マイクを持って講演するスーツを着た男性(危機管理監)

教室形式の机に議員が座っている。左前に立って講義をしている危機管理監の話を真剣に聞いている写真。

龍ケ崎市での実例をもとに講演した出水田(いずみだ)さんからは、

  • 各地区に災害対策本部を置いている
  • AEDは、小学校に無人でも利用できるよう屋外に配置
  • 地区防災計画が重要になってくる

など、約2時間にわたる講演に、参加した議員からは盛んに質疑が出ました。
議員からは、今後の活動に今日の経験を活かしたいなどの感想が多く聞かれました。

お問い合わせ

議会事務局 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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