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更新日:2024年4月10日

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取手駅西口駅前にアート時計塔が完成

樹木の形状のアート意匠で飾られた時計塔

令和6年3月22日、取手駅西口駅前のペデストリアンデッキ上に、新しくアート時計塔を設置しました。アート時計塔は「共生の樹」という作品名がつけられ、制作費をキヤノン株式会社が負担、デザイン・制作を東京藝術大学が担当し、アートのまち取手の象徴となるよう願って制作されたものです。

「共生」という言葉について、取手市では多様な人々が隔てられることなくともに生活できる社会の実現をめざしており、またキヤノン株式会社ではグループの企業理念に据えており、東京藝術大学では「共生社会を作るアートコミュニケーション共創拠点」を進めているなど、くしくも三者で共通するものでした。東京藝術大学美術学部の三枝一将准教授は、「共生」をテーマにして、取手の自然にある形を、市内小中学校の児童生徒を中心に呼びかけて集め、デザインに加えていきました。そうして鋳造されたアルミニウム製の82個のモチーフが、この共生の樹には配されています。

アート時計塔の前で男性3人が握手をしている

完成を記念して、3月31日に開かれた式典では、キヤノン株式会社取手事業所から事業所長の澤俊詩氏、東京藝術大学長の日比野克彦氏、中村修市長が出席してそれぞれあいさつ。リニューアル取手駅前に向けて新しいアート時計塔が果たす役割に各々が期待を寄せました。

アート時計塔は、取手駅北土地区画整理事業で、旧時計塔からの更新が決まったものでした。区画整理事業は令和6年度完成を目指して工事中で、時計塔は一足先にお披露目となりました。駅前で出会った方々から、「時計が(一時)なくなって不便だったよ」「新しくなって良かった」「デザインがかわいい」などの声をいただいています。

今後も、駅前を訪れる人に正確な時間を伝えるとともに、アートを楽しんでいただければと願っていますので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。

お問い合わせ

文化芸術課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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