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令和2年6月15日(月曜日)午後2時から、取手市役所議会棟議会議場にて、学校法人早稲田大学総合研究機構(早稲田大学 名誉教授・早稲田大学マニフェスト研究所顧問 北川正恭(まさやす)氏)、一般社団法人地域経営推進センター、東京インタープレイ株式会社、取手市議会・同事務局の4者による協定締結に向けた「デモテック宣言」セレモニーを開催しました。
取手市議会はデモテック宣言の後、「何が課題なのか」「どうしたら解決できるか」等を一つ一つ検討し、オンライン本会議実現に向けて取り組んでいます。
このページでは、「DemoTech(デモテック)」に関係したトピックスをご紹介していきます。
「未来に向かってチャレンジ!「デモテック宣言!」」の掛け声で記念撮影。(令和2年6月15日 デモテック宣言セレモニー)
6月定例会の初日に、議会運営委員会の委員会提出議案として、取手市議会会議規則の一部改正案が提出され、全員賛成で可決しました。この改正案は、オンライン委員会において表決を行えるようにするものです。
6月定例会の会期中の委員会で、実際にオンライン委員会で表決を行いました。
オンライン委員会で表決を行うに当たり、議案や市民の皆様から提出を受けた請願についての委員会としての結論を出すことになるため、その手続については適正な運用が求められます。そのため、あらかじめ議会運営委員会の中で、議員間で共通認識としておくべき事項を協議し、6月定例会の開会前に行われた議員全員協議会で「オンライン会議時の申し合わせ」として定めることを決定しました。これは、取手市議会会議規則第94条の2第2項の規定に基づいて定めるものです。「オンライン会議時の申し合わせ」は次のリンクから御確認ください。
オンライン会議時の申し合わせ(PDF:91KB)(別ウィンドウで開きます)
また、オンライン委員会における表決の詳細は次のページをご覧ください。
委員会で初のオンライン表決を実施
早稲田大学マニフェスト研究所が前年1年間の議会活動を調査し、ランキングにして公表・公開する「議会改革度調査2020」で取手市議会が全国1位にランクインしました。
これは、これまでの議会改革推進のほか、昨年1年間、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、オンラインビデオ会議システムやICTを早期に活用し、議会の権能を維持・向上したことが要因ではないかと捉えています。議会改革度調査2020ランキング1位の詳細は、次のページをご覧ください。
オンライン会議規則の素案に沿って、実際にオンラインで模擬本会議を行うことで、実際の流れを確認しました。そして、模擬本会議を行った後に、デモテック戦略特別委員会を開催し、模擬を行ってみた結果、感じた課題等について、再度議論しました。
取手市議会全体としては初めて、「議員と語ろう現在と未来、市民との意見交換会」をオンラインで開催しました。オンラインに不慣れなかたのために、取手市役所議会棟会議室からも同時に参加できるようにしました。
オンライン意見交換会の詳細は、次のページをご覧ください。
オンラインで市民との意見交換会を開催しました(令和3年5月15日)
4回の委員会を通じてオンライン会議規則の素案を策定したため、この素案に沿って、4回目のオンライン模擬本会議を開催した後に、その課題に関して協議することを決定しました。
4回の委員会を通じて、168条ある既存の会議規則条文を1条ずつ精査した上で、当該条文に基づく議事をオンラインで本会議を実施した場合を想定して、新しいオンライン会議規則条文案を策定しました。
条文策定に当たっては、招集場所や議席をどのように整理するかや、秘密会をどのようにオンラインで行うかなどの課題に対して、各委員が意見を出し合って活発に議論しました。
また、委員会の休憩中には、デモテック協定を締結している、東京インタープレイの米田氏、早稲田大学マニフェスト研究所の中村氏・長内氏からもオンラインで意見をいただき、さらに議論に深みが出ました。
3回のオンライン模擬議会を行った結果、抽出した課題を、主に「出欠席」「投票」「表決」「請願、規律、傍聴」の4種類に分類し、各委員で分担して課題解決策を見出すこととしました。
現在、本会議については、「議場に参集」することが前提の地方自治法をはじめとする法令があり、オンラインで行うことはできないとされています。法令の他にも、機器やアプリケーションの問題など様々な制約があります。取手市議会は、それらの課題を見出すため、模擬本会議を実施しました。
10月2日・9日は、議員全員がオンラインで参加する形の「完全オンライン模擬議会」を実施。
10月13日は、議員の半数がオンラインで、他の議員は議場で参加する形の「混在型模擬議会」を実施しました。
オンライン模擬議会の詳細は、次のページをご覧ください。
オンラインで模擬本会議を実施しました
デモテック戦略特別委員会を開催し、10月2日・9日・13日に実施したオンライン模擬議会を終えて、各委員が感じた意見や課題を委員全員が共有しました。
また、共有した意見や課題を踏まえ、オンライン本会議用の会議規則案の策定に向けて動き出すことを決定しました。
令和2年9月4日(金曜日)の第3回定例会で、委員会提出議案として、議会運営委員会から取手市議会会議規則と取手市議会委員会条例の改正案が提出され、全員賛成で可決されました。
会議規則と委員会条例の改正内容の詳細は、次のページをご覧ください。
オンラインによる委員会出席を可能に!
令和2年9月4日(金曜日)の第3回定例会において、岩澤議員ほか6名から提出された「決議案第1号 デモテック戦略特別委員会設置に関する決議案について」が上程され、可決されました。
その上で、「デモテック戦略特別委員会の設置の件」について、タブレット端末内にある会議システム「SideBooks(サイドブックス)」を用いて表決を行い、全員賛成で可決しました。
タブレット表決システムを用いた表決は、取手市議会として初めて実施しました。
デモテック戦略特別委員会とタブレット表決の詳細は、次のページをご覧ください。
デモテック戦略特別委員会を設置 タブレット表決を実施しました
令和2年8月12日、総務文教常任委員は、前年度、大規模改修事業が行われた藤代南中学校、消防本部、福祉会館をオンライン会議システムを用いて現地調査しました。
オンライン現地調査の詳細は、次のページをご覧ください。
総務文教常任委員会がオンラインで現地調査を実施
令和2年7月1日、意見書の提出者である金澤議員や齋藤議長、結城副議長はじめ5人の市議と議会事務局職員が総務省を訪れ6月12日に可決した「オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法の改正を求める意見書」を高市総務大臣に手渡しました。
高市総務大臣から頂戴したお言葉など、詳細については、次のページをご覧ください。
令和2年6月15日、「デモテック宣言」セレモニーを開催しました。
「デモテック」の言葉の意味、セレモニー・4者協定の概要、当日の様子、デモテック宣言書の内容、北川正恭(まさやす)氏の基調講演の様子についてお伝えするページです。
デモテック宣言セレモニーを開催しました
オンライン会議の根拠を明確にするために、令和2年5月21日付けで取手市議会感染症対応規程の制定・取手市議会災害対応規程の改正を行い、オンライン会議ができる旨を規定しました。
また、これに伴い、現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、提言・調査を実施している「取手市議会災害対策会議」の名称が、令和2年5月21日から「取手市議会感染症対策会議」に変更になりました。
規定の制定・改正の詳細などは次のページをご覧ください。
オンライン会議を明文化しました
令和2年第2回臨時会にて、情報通信技術(ICT)を積極的に議会活動・運営で活用する理念を議会基本条例に加える改正案が賛成多数(賛成19、反対4)で可決しました。(岩澤議員ほか6名提出)今後、タブレットやオンライン会議を利用した具体的な議会運営について、議会運営委員会において調査・研究していきます。
議会基本条例の改正内容については次のページをご覧ください。
情報通信技術の積極的活用 議会基本条例に明記
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