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更新日:2022年7月7日

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請願(ひびき234号)

請願は、皆さんが国や県、市町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。

議会への提出は議員の紹介を通じて行います。

このページでは第2回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。

請願

請願の内容と議決結果は、次のとおりです。

請願第4号 取手市議会「議会運営委員会協議事項」決定の白紙を求める請願…不採択

〔提出者〕神原禮二
〔紹介議員〕関戸議員
〔内容〕「議会運営委員会協議事項」決定は白紙に戻し、省略や制限のない熟議が可能な議会運営を行うこと

  • 根岸議員【反対討論】
    議会運営委員会で協議する時間を与えられ、採決も滞りなく済んだ上での決定事項。これを白紙に戻すということは、議会の決定を軽んじるもの。今後に生かすため十分検証することを提案し、反対。
  • 小池議員【賛成討論】
    一般質問は議員の権利。議会や議員の役割と責務を果たし、市民から信頼される取手市議会にすることが大事。賛成。

請願第5号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願書…採択

〔提出者〕日本国民救援会茨城県本部 会長 田村武夫
〔紹介議員〕遠山議員
〔内容〕冤罪(冤罪)を防ぐため、再審における検察手持ち証拠の全面開示、再審開始決定に対する検察の不服申立て(上訴)の禁止を求める内容の意見書を国に提出すること。

  • 加増(かぞう)議員【賛成討論】
    無辜(むこ)の者を誤った裁判から迅速に救済するため、再審法の改正を求めるべき。賛成。

請願第6号 あらゆる疾患の方(かた)が安心して医療機関を受診するための発熱外来設置に関する請願…趣旨採択

〔提出者〕池田慈(めぐみ)他401人
〔紹介議員〕根岸・加増(かぞう)議員
〔内容〕1.医療現場の人の安心のため、あらゆる疾患のかたが安心して医療機関を受診するため、各関係機関と協議連携して発熱外来の設置をすすめること。
2.市民の不安心配解消のため、防災無線などを活用し、情報(現状等)を積極的に発信すること。

  • 遠山議員【趣旨採択反対、請願賛成】
    コロナの第2波に備えるために、発熱外来はまさに命のとりで。市長から関係機関に働き掛けてほしい。趣旨採択反対、請願賛成。
  • 石井議員【趣旨採択賛成】
    設置主体である県が仕組みをつくり、第2波に備えるよう意見書を出すべきで、市で設置することは困難。趣旨採択賛成。
  • 根岸議員【趣旨採択反対、請願賛成】
    市民の不安、地域クリニックの苦境、医療従事者の疲労は、発熱外来の設置により解消される。趣旨採択反対、請願賛成。
  • 遠山議員【趣旨採択反対、請願賛成】
    市の保健センターが主となって関係機関に積極的に働き掛けてほしい。趣旨採択反対、請願賛成。

趣旨採択とは

請願の願意は妥当ですが、実現性の面で確信が持てないといった場合に、不採択とすることもできないとして採られる請願に対する決定方法の一つです。今回は、市議会議員から議員提出議案として趣旨の意見書案が提出され、可決されたことから、茨城県知事に対し「発熱外来設置に関する意見書」を提出することとなりました。

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お問い合わせ

議会事務局 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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