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更新日:2022年4月28日

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請願(ひびき237号)

請願は、皆さんが国や県、市町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。

議会への提出は議員の紹介を通じて行います。

このページでは第1回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。

請願

請願第15号 保育所等での消毒・清掃の必要経費や人員配置、慰労金など支援を求める請願
請願第16号 取手駅東口喫煙所における受動喫煙防止を求める請願
請願第17号 公共施設休業・イベント自粛で収入が減少した事業主(個人事業主)への支援金に関する請願
請願第18号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書
請願第19号 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める請願

請願の内容と議決結果は、次のとおりです。

 請願第15号 保育所等での消毒・清掃の必要経費や人員配置、慰労金など支援を求める請願…不採択

〔提出者〕田中義明
〔紹介議員〕小池議員
〔内容〕保育所等児童福祉施設への次に掲げる支援を求める。
1.雑巾、手袋等の各種除菌用具の補助 2.清掃・消毒の専門的スキルを持った職員の配置 3.勤務時間外の消毒・清掃への必要経費の支援 4.職員への慰労金の支給

  • 根岸議員【賛成討論】
    同じエッセンシャルワーカーである福祉施設等の従事者に対しては慰労金が支給されたのに対し、保育士にはない。また、清掃・消毒の専門的スキルを持った職員を配置に関しては、月に1回程度、専門家の目で日々の感染防止対策が的確になされているかどうかの確認をしてもらいたいとの趣旨であることを確認した。賛成。
  • 小池議員【賛成討論】
    コロナ禍の中で、保育・児童施設の役割は、子どもたちを支えると同時に保護者の労働や生活を支えていく役割も大きく、まさに子育て支援策にほかならない。安全安心の保育環境に尽力している方々に取手市としての支援策を図るべき。賛成。

 請願第16号 取手駅東口喫煙所における受動喫煙防止を求める請願…採択

〔提出者〕石井一成 ほか19人
〔紹介議員〕結城議員
〔内容〕取手駅東口喫煙所及び地下通路での受動喫煙防止を徹底すること。

  • 鈴木議員【賛成討論】
    喫煙所を完全に撤去すれば、逆に道端にポイ捨てが横行し、東口の環境が悪くなる。受動喫煙防止を徹底するためには、現在の喫煙所を通行人に影響を与えないような場所に移動するか、あるいはパーティションを高くし密閉型にするような方法がよい。賛成。

写真中央にガラスで四角く囲まれた喫煙所がある。喫煙所の右にはタクシー乗り場がある画像。
取手駅東口喫煙所

 請願第17号 公共施設休業・イベント自粛で収入が減少した事業主(個人事業主)への支援金に関する請願…不採択

〔提出者〕本橋一政 ほか12人
〔紹介議員〕遠山議員
〔内容〕

  • 関戸議員【賛成討論】
    取手市の公共施設がコロナにより今後も休館となった場合、管理に関わる個人事業主による請負契約の業務がなくなることは今後も起こり得る。公共施設の休館に伴うこうした事態に、支援金など何らかの救済措置を取ることは市の責任。賛成。
  • 根岸議員【賛成討論】
    全てのかたの収入を保障することには限界があるが、コロナ対策支援とは別に、主たる収入である年金が少ない、劣悪な環境で低賃金で働かざるを得ないといったことの改善がなされなければ根本的な解決にはならない。生活に困窮しているかたは、情報にアクセスしづらく、自分が支援を受けられる該当者であるという認識が薄くなりがち。そのような人にどのようにアプローチしていくかが大きな課題。賛成。

 請願第18号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書…不採択

〔提出者〕茨城県労働組合総連合 議長 白石勝巳 ほか1人
〔紹介議員〕遠山議員
〔内容〕1.政府は、全国一律最低賃金制度を確立し、地域間格差を縮小させるための施策を進めること。 2.政府は、ワーキングプアをなくため、最低賃金を即時時給1,000円以上に引き上げ、時給1,500円を目指すこと。 3.政府は、最低賃金の引き上げとセットに中小企業への具体的支援策を拡充すること。

  • 関戸議員【賛成討論】
    全国一律の最低賃金制度と最低賃金の引上げは、労働者が安心して働ける雇用環境をつくる上での下支えであり重要な施策。中小企業への税金と社会保険料の事業主負担の軽減などを行い、全国一律で最低賃金を引き上げることは喫緊の課題。賛成。

 請願第19号 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める請願…不採択

〔提出者〕篠田孝光 ほか628人
〔紹介議員〕小池議員
〔内容〕1.加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を国に求めること。 2.加齢性難聴者の補聴器購入に対する市補助制度を創設すること。

  • 小池議員【賛成討論】
    全国各地で、加齢性難聴者への補聴器購入の補助を求める声や運動が大きく広がり、様々な形で支援事業を行う自治体も広がっている。取手市としては、国待ちとなるのではなく、率先して取手市としての補助制度の創設を実現するべき。賛成。

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電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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