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更新日:2023年9月21日

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住宅用火災警報器の設置はお済みですか

火災によりお亡くなりになられたかたの多くは住宅火災によるものです。そして、その多くは逃げ遅れによるもので、より早く火災の発生に気づいていれば助かったかもしれません。このようなことを踏まえて、消防法及び取手市火災予防条例の規定により、平成21年6月2日から全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務になっています。まだ設置していないかたは、今すぐ住宅用火災警報器を設置してください。

どのような種類があるの?

住宅用火災警報器には、煙を感知する「煙式」と、熱を感知する「熱式」があります。どちらも壁や天井に取付け、警報音や音声で火災の発生を知らせるものです。なお、取手市では火災を早期発見する意味から「煙式」の設置が義務付けられました。

どこに設置すればよいの?

設置場所について

  • 常時、寝室として使用しているすべての部屋。
  • 2階以上に寝室がある場合は、階段の天井部分。
  • 住宅用火災警報器を設置する必要の無かった階で、7平方メートル以上(4畳半以上)の部屋が5つ以上ある階の廊下部分。
  • 台所は設置する義務はありませんが、火を使用する場所で出火率も高いことから、積極的に設置してください。設置する場合は「熱式」をお勧めします。

設置位置について

  • 天井に設置する場合、壁や梁(はり)から60センチメートル以上離した位置。
  • 壁に設置する場合、天井から15センチメートルから50センチメートル以内の位置。
  • エアコンなどの吹き出し口から、1.5メートル以上離した位置。

上記の内容をまとめたパンフレットは下記をご覧ください。

住宅用火災警報器の種類、取付位置など(PDF:473KB)(別ウィンドウで開きます)

天井に住宅用火災警報器が設置されている
寝室の天井に設置した住宅用火災警報器

設置して効果はあるの?

1970年代後半に住宅用火災警報器の設置が義務化となったアメリカでは、普及率の上昇に伴い、年間6000人だった火災による死者数が半減したという効果が表れています。また、逃げ遅れを防ぐだけでなく、火災そのものを未然に防ぐことにもつながります。皆様の安全安心のためにも、住宅用火災警報器を設置してください。

取手市内で実際にあったお話しです

  • 家族3人で寝室で寝ていたところ、奥さんが複合型住宅用火災警報器(CO・ガス)が鳴っていることに気づき、リビングでの火災を発見。風呂に入っていた旦那へ火事を知らせる。2階の寝室で寝ていた息子も警報音に気づきリビングの火災を発見。奥さんが娘に通報を頼み119番通報。旦那と息子で台所にあった桶を使用し水を約20杯かけ消火した(令和5年2月)
  • やかんで湯を沸かしていたことを忘れて、台所の住宅用火災警報器が鳴っているのを、隣人が警報音と臭気を確認し、119番通報した。(令和2年6月)
  • ガスコンロにおでん鍋をかけたまま寝てしまい、住宅用火災警報器が鳴っているのと焦げ臭いにおいを感じたので、119番通報し、ガスコンロの火を止め大事に至らなかった。(令和元年10月)

検定マークがついたものを購入しましょう

住宅用火災警報器は、安全に安心してご使用いただくため、国の基準に適合し、日本消防検定協会または登録検定機関の検査に合格した「合格表示(検定マーク)」がついた製品を購入しましょう。

検定マークの画像

日本消防検定協会又は登録検定機関による検定マークの画像

住宅用火災警報器の取扱い販売店として取手市消防本部に登録している取扱店は下記をご覧ください。価格等は各取扱店にお問合せください。なお、市内にはこの他にも取扱店があります。
住宅用火災警報器の市内取扱店など(PDF:493KB)(別ウィンドウで開きます)

悪質な訪問販売に注意してください

住宅用火災警報器の設置義務を悪用した、悪質な訪問販売の事例があります。消防署が販売することはありません。また、業者による点検も必要ありません。

警報が鳴った時の対処方法は?

故障や電池切れなど、住宅用火災警報器の警報が鳴った時の対処方法は、下記の一般社団法人日本火災報知機工業会のホームページを参照してください。
住宅用火災警報器の警報が鳴った時の対処方法(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)

住宅用火災警報器は10年を目安に取り替えましょう

古くなると電子部品の寿命や電池切れ等で、火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。10年を目安に取り替えましょう。定期的な点検方法等詳しくは下記から確認してください。
住宅用火災警報器は10年を目安に取り替えましょう

住宅用火災警報器を手に取り設置をアピールする消太

このページは、以下のSDGsのゴールと関連しています。

SDG's目標11「住み続けられるまちづくりを」画像

SDGsとは

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消防本部予防課 

茨城県取手市井野1264-1

電話番号:0297-74-1429

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