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更新日:2024年4月8日

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請願(ひびき246号)

請願は、皆さんが国や県、市区町村に対し、要望を伝える制度です。憲法には、国民の基本的権利として請願権(第16条)が保障されています。議会への提出は議員の紹介を通じて行います。
このページでは第1回定例会で審議された請願の討論を掲載しています。

請願

請願の内容と議決結果は、次のとおりです。

 請願第36号 選挙公報の全戸配布に必要な施策や条例の制定などを早期迅速に実施することを求める請願書…不採択

提出者

取手市の選挙投票率向上をめざす選挙公報の全戸配布を求める市民の会 代表 平 壽朗(じゅろう)

紹介議員

細谷典男・加増充子

討論内容

  • 関戸議員【賛成討論】
    これまでは選挙公報を新聞折り込みを通じて一部の購読世帯に配布をしてきた。この方法は、新聞を購読している世帯の有権者にしか届かず、公正・公平性という観点から問題。賛成。
  • 根岸議員【賛成討論】
    選挙公報の全戸配布に時間と労力、経費がかかることは理解しているが、知る権利をしっかり担保することを諦めてはならない。どうしたら可能になるかを、いま一度考え、取り組むべき。賛成。

 請願第37号 井野公民館エレベーター設置に関する請願…趣旨採択

提出者

大塚秀子 ほか704人

紹介議員

小池悦子・加増充子

討論内容

  • 小池議員【趣旨採択反対・請願賛成】
    高齢者や障がい者の方々が安全に安心して利用できる施設は、誰にとっても利用しやすく便利な施設。市が進むべき方向に向けて本請願を採択することは、バリアフリーのまちづくりにおいても、議会としても大きな意義がある。趣旨採択に反対、請願採択に賛成。
  • 根岸議員【趣旨採択反対・請願賛成】
    災害時に避難所にもなり得る公共施設のバリアフリー化は必須。井野公民館へのエレベーター設置は難しいものの、可能性がないわけではない。また、階段昇降機の設置など、ほかの方法を検討する余地もある。趣旨採択に反対、請願採択に賛成。

趣旨採択とは…請願に対する議会の意思決定は、会議規則では「採択」か「不採択」の2種類です。しかし、願意は十分に理解できるものの、実現することが難しい場合などに用いる議決結果として「趣旨採択」があります。

 請願第38号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書…不採択

提出者

茨城県労働組合総連合 議長 白石 勝巳 ほか1人

紹介議員

加増充子

討論内容

  • 加増議員【賛成討論】
    現状の最低賃金911円では生活できず、消費意欲が抑制され、地域経済に悪影響を及ぼす。取手より、千葉県のほうが賃金が高いからと千葉県を選んだという声も聞かれる。このままでは、取手市内から若者が出ていく事態となる。賛成。
  • 根岸議員【賛成討論】
    労働人口の約4割、女性に至っては6割が非正規雇用という現状。結婚できるだけの経済的余裕がなく、結婚できたとしても教育費が膨大で子どもを持つこと自体を諦めざるを得ない深刻な状況。一つの施策として賃金を上げて、結婚に踏み切れるだけの余裕を生むことが必要。賛成。

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お問い合わせ

議会事務局 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-74-1990

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