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令和7年11月12日水曜日、取手ウェルネスプラザにて「まさか自分が…そんな人ほど騙される」を開催しました。当日は約170名の方々にご参加いただきました。講師は立正大学心理学部対人・社会心理学科教授の西田公昭氏です。西田先生の話によると、高齢者などの人生経験が豊富な方は、これまでの経験から思い込みをしてしまい、騙されてしまうことがあるというお話がありました。また、病気や孤独、お金、子孫などの悩みにつけこんできたり、長時間説明を受けてしまうと、断ることに罪悪感を感じて契約してしまうそうです。
騙されないためには、日ごろからの練習が必要として、被害防止の「さしすせそ」を教えていただきました。
お金の話がでたら、
さ:さっと 警戒モードに きりかえる
し:しっかり 相手と内容を 確かめる
す:すぱっと 怪しさに 気づく
せ:せいいっぱい 誘惑や恐怖に 耐える
そ:そく 誰かに 相談する
常に警戒することは難しいですが、お金の話や個人情報の話がでたら注意し、被害を未然に防ぐためにも誰かに相談してほしいとお話しいただきました。
また、取手市消費生活センターからは「最近よくある相談」として警察や市役所職員を騙ったニセ電話詐欺や屋根工事や給湯器などの点検商法を紹介し、参加者に注意喚起をしました。

消費者セミナー開催の様子

消費者セミナーポスター(PDF:1,240KB)(別ウィンドウで開きます)
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西田 公昭(にしだ きみあき)氏
『「信じるこころ」の科学』サイエンス社、『だましの手口』PHP新書
『マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル』ディスカヴァー・トゥエンティワン
『なぜ、人は操られ支配されるのか』さくら舎 など
令和7年11月12日(水曜日)午前10時から午前11時45分まで(午前9時30分開場)
取手市消費生活センター
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