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市政協力員の皆さんを対象に地域活動の取組を共有する研修会を開催しました

令和5年10月13日（金曜日）、市政協力員の皆さんを対象に地域活動の取組を共有する研修会を開催しました。この研修会は、各地区の市政協力員全員で構成される市政協力員連絡協議会が主催しました。

近年、全国的に人口減少、少子高齢化が進む中で、地域活動の担い手や地域課題の多様化など、地域を取り巻く環境は大きく変化しています。

このような地域課題の解決を一層推進していくためには、取組事例を広く共有し、それぞれの地域の実情に応じた取組を展開していくことが必要となります。

市内では、各地域において、創意工夫と熱意により、多彩な地域活動が行われています。他の地域の取組事例を知ることにより、既存の取組の見直しや新たな活動を始めるきっかけにつながるのではないでしょうか。

今回の研修会では、地域コミュニティ活性化に取り組む3団体の皆さんに活動について、発表していただき、講師からアドバイスを受けました。

概要

日時

令和5年10月13日（金曜日）　午後2から午後4時半まで

会場

福祉交流センター　多目的ホール

講師

国立大学法人　千葉大学大学院社会科学研究院　教授　関谷　昇　氏

発表団体

• 戸頭町会
• 新取手自治会
• 小堀花水木の会

当日の様子

戸頭町会

戸頭町会では、町会役員の定年制（80歳まで）を導入、日常生活のちょっとした困りごとの手助けを行う「お助け隊」を結成しています。

発表資料

戸頭町会　発表資料（PDF：2,294KB）（別ウィンドウで開きます）

講評の主な点

• 役員定年制
• 若い世代対応策・広報方法
• 地域イベント・若い世代も対象に
• 退会者防止策
• お助け隊の活動

新取手自治会

新取手自治会では、自治会館を活用したイベントやサークル活動などの実施、地域ぐるみでの防犯活動に取り組んでいます。

発表資料

新取手自治会　発表資料（PDF：1,095KB）（別ウィンドウで開きます）

講評の主な点

• 自治会内ボランティア活動
• 自治会館の活用
• 今後の課題・高齢者対応

小堀　花水木の会

小堀　花水木の会では、集会所で月1回程度、サロン活動を行い、高齢者や子育て世帯などの居場所づくり・交流の場を提供しています。

発表資料

小堀花水木の会　発表資料（PDF：1,109KB）（別ウィンドウで開きます）

講評の主な点

• 活動の注目ポイント
• 今後の展望・「食」を通じた交流

全体総括

講評の主な点

• 活動の見える化
• 女性の参加増進
• 担い手不足の解消に向けて
• 組織運営についての今後の考え方
• 今後の中長期的な展望

参加者の声（一部抜粋して紹介）

• 発表の3者とも各々の工夫と努力と成果に感動を与えるものが多くあった。
• 原点はボランティア活動であり、やってもらいたいこと、やってみたいことなどを整理することが大事な点と感じた。
• 高齢になっても、社会とつながりをもつことの大切さ
• 役員になると大変だという考え方の人が多いので、自治会を退会する人が出てきている。今後、誰でもできるような負担のない活動の見直しが必要だと思った。
• 困ったとだけ思っていないで行動を起こすことが大事と痛感