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更新日:2024年1月16日

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(市政施行50周年)「50」にまつわるエピソードを紹介します

取手市は令和2年に市制施行50周年を迎えました。取手市男女共同参画紙「風」では、50周年を記念した特集記事の作成のため、市民や取手市に思い出のあるみなさんから数字の「50」にまつわるエピソードを令和2年7月に募集しました。応募いただいた中から厳選したエピソード2組については、取材を経て、広報とりで令和2年11月1日号に特集記事として掲載されています。

残念ながら広報には掲載されませんでしたが、みなさんから応募いただいた「50」にまつわるエピソードをご紹介します。

広報とりでに掲載された2組のかたのインタビュー

以下の2組のかたにインタビューをした内容を、広報とりで11月1日号の特集記事として掲載しました。

  • 冨永 正江 さん(白山在住)「女性の社会進出のさきがけとして」
    女性の社会進出のさきがけとして男女共同参画の歩みと並行するように人生を切り開いてきた冨永さんに、たおやかに走り続けた50年史と若い人に対する思いをお伺いしました。
  • 並河 やよい さん、並河 日出夫 さん(本郷在住)「お互いに自分らしく気楽に」
    日記を50年続けてきた日出夫さん、無事に金婚式を迎えることを願っているやよいさんのお二人に夫婦50年の思いをお伺いしました。

広報とりで令和2年11月1日号

取手市男女共同参画紙「風」バックナンバー

応募いただいたエピソード紹介

広報には掲載とならなかったエピソードを応募順に原文のままご紹介します。

市政協力員、町内会からのエピソード

横須賀 美知子 さん(東在住)「取手市に恋して50年」

私は、若い頃、取手市に住みたくてやっと32歳の時、主人の転勤で住めることになった。私の育った所は、佐貫駅から竜ケ崎鉄道、バスで市内を抜けて、というところである。世田谷区三軒茶屋の近くの学校まで、二年間は、学内の寮で生活したが、残りの二年間は往復5時間を通学した。冬の暗い朝に家を出て学校に着くと若くても少し疲れたような気がする。帰りは、山手線で上野までは、スムーズなのだが、常磐線の佐貫を通る列車を待たなければならない。当時でも上野⇔取手間の列車は、結構あり、あせってうっかり乗ってしまうと、また取手駅でしばらく下りの列車を待たねばならない。ああ取手は、何て便利で良い所なのだろう、茨城県でありながら都内に近いし、利根川の大自然に恵まれ、当時は、駅前にイトーヨーカドーがあり、西友もあった。取手に住めたら本当に幸せだろうなと20歳頃から思っていたので「合計50年」、今も取手に住めてよかったなあという思いで過ごしている。(駅まで歩いて15分強かかるが)

廣澤 清 さん(谷中在住)「私の英会話50年」

私の英会話との関わりは丁度50年になります。学生時代の分を入れると60年を超えますが、当時の英語教育は英文法と英文和訳が主体でした。オーディオ機器なども現在ほど豊富に出回っておらず、また高価なものであったため学生にとっては、文字通り高嶺の花でした。

社会人になってからも入社当時は特に英語との関わりも少なく、精々外資系石油会社の仕様書の英文が理解できれば事足りたのでした。そんな私が丁度30歳の時に台湾への出張を命じられたのです。目的は高雄に建設することになっているプラントを現地建設業者に説明することでした。

当時の台湾には日本が統治していた時代に働いていた人達が現役でおり、経営者や管理職をしていました。そのために私の現場説明はなんの支障もなく遂行することが出来ました。夜は例によって宴席が設けられ戦前の話を含めて、種々の話題とアルコールで大いに盛り上がったのでした。そんな時二人同席していたうちの一人の台湾の若者が私に英語で話しかけてきたのです。特にヒヤリングが苦手だった私にはさっぱり理解ができません。見かねた彼の上司が日本語に翻訳してくれて、やっと会話が通じたのです。後で聞いたところによると当時台湾の若者は積極的に海外に留学しており、英会話などはお手の物だったのです。一方私は「自分と話をするなら日本語を使い」と負け惜しみとつまらぬプライドがあったのです。しかしホテルに戻って冷静になって考えたとき、私は恥ずかしさと悔恨の念に襲われたのです。そして出した結論はせめて専門分野に関する会話だけでも出来るようになりたいということでした。早速実行にかかろうとしましたが、英会話教室には問題があったのです。私の職業は当時余り例のないゼネコンの中のプラント部門でした。そのため現地調査や現地設計さらにプラントの試運転等のため出張が多く、定期的な受講は無理だったのです。そして考え抜いた末に出た結論はラジオの英会話を聞くことでした。それも基礎から中級程度まで同時進行で行うということでした。これなら本社にいる間は聞けます。それでも夜の飲みにケーションがあると聞き逃すことがあり、さらにテレビの「洋画劇場」のクライマックスの時間がラジオ英会話の時間とかち合い、誘惑に負けることもありました。そのようなわけで私の英会話学習は他人の何倍も進行が遅れてしまったのです。しかしいまになって考えてみると無理をせずに取り組んだことが、永続きできた原因だったと思います。そうこうするうちに海外案件も徐々に増えてきて、日本に進出する企業との打ち合わせに数度渡米、またアジア方面には中国を主体に各地に行くことになったのでした。中国に発注したコークス炉の案件では会議での正式会話は英語でしたが、会議中に各人が本社との連絡や確認には母国語つまりドイツ語、中国語さらに日本語が会議室内に響き騒然たるものでした。コークス炉についではドイツの技術が必要だったため、そちらからも都度出席していたのです。そしてその日の議事録を作成し、各人が確認の上サインをして終了となります。これらの経験は全てあの時私に英会話学習のきっかけを与えてくれた台湾の若者のお陰と感謝しています。やがて定年を迎えた私は設計事務所を立ち上げて、六年を経過したころ中国へ出張中に体調を崩しました。検査の結果は腎臓癌と診断され、五時間にわたる手術を受け無事終了しましたが、ただし余命は短ければ三か月長くとも六か月との宣告を受けました。それでも家族、担当医さらに友人等に助けられ今年80歳になりました。

加齢による聴力視力記憶力の低下は如何ともしがたく、使うこともないのですが習い性で今も自然に英会話を聴いています。せめて中学生の孫に質問されたときには教えてやれるようにと思いながら、テープに採って聴いております。ボケ防止に珠算と写経も独学でやっておりますが、なかなか三十分は続かなくなってきました。

石井 和子 さん(井野台在住)「50音を毎日大きな声で」

ゆっくりと大きな声で味わいながら(頭で想い浮かべながら)発声、脳トレを


あ 雨、ありんこ、あした
い いちご、いのち、いんげんまめ
う うれしい、うさぎ
え エコ

石嶋 洋子 さん(稲在住)「初めての子と一緒に初めての地に 不安だった引越し」

ちょうど50年前、今まで何も知らなかった茨城の地に親子3人転居し(次の子もお腹にいて)、心配でした。人情の厚いご近所(農家が多い所)に恵まれ、年子3人を育てました。

坪井 千佳子 さん(取手市在住)「取手市にカムバック」

両親が取手の井野団地に住み始めたのが50年前。

途中で旧藤代に家を建てましたが、合併してまた取手市民になれた。

仕事の関係で実家を出た私が、市制50周年の記念の年に、実家の隣に家を建て、取手市民としてカムバックできて感慨深いです。

ちなみに、取手にあるスポーツジムで負荷かけてウェスト回し左右50回ずつやっています。

杉田 修 さん(南町市政協力員)「『みなみいこいのこみち』に河津桜の木を50本植えました」

公共施設の里親団体「みなみいこいのこみち」(代表・細川巧さん)の有志数名が今年1月、藤代駅南口徒歩1分の場所にある宮和田緑道、通称「みなみいこいのこみち」に河津桜の苗木を50本植えました。

このこみちは全長約300メートルあり、平成19年9月から里親団体「みなみいこいのこみち」のメンバーが芝桜の管理や草取りを行い、毎年春には綺麗な花を咲かせてきましたが、メンバーの高齢化に伴い、1本1本手で取らなくてはならない草取りは大変ハードな作業のため体調不良を訴える人が多くなり、継続が困難になりつつある状況です。このような状況下、里親の皆さんが改善案を協議した結果、河津桜を植栽することになりました。芝桜は残念ながら自然淘汰されますが、数年後には河津桜の木が大きく成長し、2月中旬から3月にかけて綺麗なピンク色の花がこみち全体を一色に染め、多くの人にがお花見を楽しんでいただける場になると思います。なお、河津桜の苗木購入には、滝沢医院様のご援助をいただきました。

植樹した桜の木

みなみいこいのこみちの写真

田中 寿 さん(井野団地市政協力員)「井野団地自治会が今年50周年を迎えます」

井野団地自治会は昭和45年5月に設立され、今年で50周年を迎えます。取手市の市制発足と同年です。自治会としてコロナ禍でも可能な50周年記念事業を企画しています。

写真は、団地周辺居住者とのふれあいを目的として実施した昨年の「夏祭り盆踊り」の様子です。

井野団地夏祭り盆踊りの写真。やぐらの周りに多くの人が集まっている。

お問い合わせ

市民協働課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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