現在位置 ホーム > 防災・安全 > 消防・救急 > 心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の使い方

印刷する

更新日:2022年2月16日

ここから本文です。

心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の使い方

心肺停止状態に陥った人がいた場合、その場に居合わせた人による、迅速な119番通報、迅速な心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)などの応急手当は、社会復帰に大きく影響するといわれています。
その場に居合わせた人による「119番通報」と「応急手当」、救急救命士による「高度な救命処置」、医師による「高度な救命医療」、この流れを「救命の連鎖」といい、そのうちのどれか一つが欠けても命を救うチャンスは少なくなります。
この「救命の連鎖」の要素のうち、前半の「119番通報」と「応急手当」は、その場に居合わせた人にしかできず、「救命の連鎖」を完成させるうえで、重要な役割を果たしています。

「救命の連鎖」

救命のリレーの図:1.心停止の予防、2.心停止の早期認識と迅速な通報、3.一次救命処置、4.二次救命処置

AEDとは

AEDとは、不整脈により、心臓がケイレンを起こし、全身に血液を正常に送り出せない状態(心室細動という。)になってしまったときに、電気的なショックを与えて、心臓の動きを正常に戻すための機器「自動体外式除細動器」の略称です。
AEDは、操作方法を音声メッセージでガイドしてくれるため、誰にでも簡単に操作ができ、心臓の動き(心電図)を自動的に解析し、電気ショックが必要な状態であるかを判断します。解析の結果、電気ショックが必要な場合のみ、電気ショックを行うよう指示が出る仕組みになっています。

また、AEDが効果を発揮するためには、心肺蘇生法の併用が重要です。
救急隊が到着するまでは、心肺蘇生法とAEDを行うことになります。心肺蘇生法とAEDを併用することにより、救命できる確率が格段に上がります。処置が遅れると、助かったとしても身体に障害が残ることがあります。
ここでは、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の使いかた、市内のAED設置場所について紹介しています。

心肺蘇生法の手順

手順1【反応があるか確認】

傷病者の耳元で「大丈夫ですか?」または「もしもし」と大声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、反応があるかないかをみます。

手順2【119番通報とAEDの手配】

  • 反応がなければ、大きな声で「誰か来て!人が倒れています!」と助けを求めます。協力者が来たら、「あなたは119番へ通報してください」「あなたはAEDを持ってきてください」と具体的に依頼します。
  • 救助者が一人の場合や、協力者が誰もいない場合には、次の手順に移る前に、まず自分で119番通報してください。また、すぐ近くにAEDがあることが分かっている場合にはAEDをとりに行ってください。

手順3【呼吸の確認】

  • 傷病者が「普段どおりの呼吸」をしているかどうかを確認します。
  • 傷病者のそばに座り、10秒以内で傷病者の胸や腹部の上り下がりを見て、普段どおりの呼吸をしているか判断します。
  • 胸や腹部に動きがない場合や、約10秒間確認しても呼吸の状態がよくわからない場合は「普段通りの呼吸なし」と判断します。

手順4【普段どおりの呼吸がないと判断したら胸骨圧迫を30回実施】

  • 傷病者に対して、真上から肘をしっかり伸ばし、胸の真ん中を重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。
  • 傷病者の胸が約5センチメートル沈むほど強く速く圧迫を繰り返します。
  • 胸骨圧迫は、1分間に100回から120回の速いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫します。
  • 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、胸がしっかり戻るまで十分に力を抜きます。

手順5【気道確保をして、人工呼吸2回実施】

  • 片手で傷病者の額を押さえながら、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある硬
    い部分)に当てて、頭を後ろにのけぞらせ(頭部後屈)、あご先をあげます。このとき、指で下あごの柔らかい部分を強く圧迫しないようにします。
  • このような動作によって傷病者の喉の奥を広げ、空気の通り道を確保する方法を頭部後屈あご先挙上法と呼びます。
  • 気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみ、口を大きく開けて傷病者の口を覆い、空気が漏れないようにして、息を約1秒かけて吹き込みます。傷病者の胸が持ち上がるのを確認します。いったん口を離し、同じ要領でもう一回吹き込みます。

手順6【心肺蘇生(胸骨圧迫と人口呼吸)の継続】

以降は、胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30対2のサイクル)を、救急隊に引き継ぐまで絶え間なく続けます。(人工呼吸ができない場合は、胸骨圧迫のみを継続して行います。)

AEDの使いかた

心肺蘇生を行っている途中で、AEDが到着したら使う準備をします。
AEDは、次の手順で使用します。

手順1【電源を入れる】

操作方法を指示する音声ガイドが流れるので、音声ガイドに従ってください。

手順2【電極パッドを体に貼る】

服を脱がせて、電極パッドに描いてあるイラストのとおりに、電極パッドをしっかりと貼り付けます。

手順3【2つの電極パッドを貼ると、AEDが自動的に心電図を解析】

  • 心電図の解析中は、傷病者に触れないようにします。
  • AEDが心臓の動きを読み取ります。

手順4【解析の結果、指示が出る】

  • 電気ショック不要→心肺蘇生を直ちに再開
  • 電気ショック必要→ショックボタンを押す
    (ショックボタンを押す場合は、周囲のかたに傷病者から離れるように指示するとともに、自身も離れるようにします。)

(自動的に電気ショックを行う、ショックボタンの無いAEDもあります。)

手順5【電気ショックを行ったあと】

速やかに心肺蘇生を再開します。

補足

  1. AEDは小児や乳児にも使用できます。未就学児(約6歳まで)にAEDを使用する場合には、小児用電極パッド(小児用モード)を用います。小児用電極パッド(小児用モード)がない場合は、成人用電極パッドを使用します。未就学児(約6歳まで)以外に小児用電極パッドを使用してはいけません。
  2. 体の小さな小児にやむを得ず成人用の電極パッドを使用する際は、2枚の電極パッドが触れ合うことがないように注意してください。
  3. AEDには、いくつかの機種がありますので、それぞれの音声ガイドに従って使用してください。

PDFファイルなどは音声読み上げソフト等で正しく読み上げられない場合があります。必要に応じてお電話等で個別に対応させていただきますのでご連絡ください。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

消防本部警防課 

茨城県取手市井野1264-1

電話番号:0297-74-5895

広告エリア

広告募集要綱