現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 文化芸術課 > 平成4年製 > 将棋界期待の新星が来庁(平成4年製)
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二十四節気でいう寒露を迎えて過ごしやすくなり、熱中症警戒アラートもようやく聞かれなくなってきました。こんにちは、お久しぶりの平成4年製です。
「芸術の秋」といわれますが、厳しい夏をやり過ごし、創作や発表、また芸術鑑賞によい季節になったなと感じます。当課がかかわる芸術文化関係事業だけでも、このあと年末までに、文化祭、市民美術展、藝大取手コレクション展2025、井野アーティストヴィレッジオープンスタジオ、ジャズフェスティバルパート2、市長賞受賞者記念演奏会 などなどが予定されています。当課事業以外にも目を向けるとサイクルアートフェスティバルの開催情報も見当たります。ぜひ、芸術の秋をご堪能ください。
昨年度の取手市文化祭の様子
さて、芸術とは少し趣を変えますが、当課の名称は文化芸術課であり、市民の文化的な活動も支援する気持ちがあります。文化というと範囲があまりに広大なので「気持ち」と言っておきます。「気持ち」の一例として、大きな芸術文化発表会などに参加する青少年を支援する文化振興奨励金というものを交付していまして、今年は全国小学生倉敷王将戦に4度目の出場を果たした中村清之介(なかむら・せいのすけ)さんを支援しました。出場結果は振るわなかったものの、この清之介さんは小学5年生ながら、プロ棋士を養成するための機関「公益社団法人日本将棋連盟の新進棋士奨励会」に入会することになったとの報告をするため、市庁舎まで表敬に来られました。お話をお聞きしたところ、奨励会入会はかなり狭き門で、中学生での入会が多く、あの藤井聡太七冠は小学4年生で入会していたとのことでした。どうでしょう。将棋界期待の新星といってもいいんじゃないでしょうか。
中村市長(写真左)と歓談する中村清之介さん
パネルの前で記念撮影に臨む
取手市に関係するプロ棋士がいらっしゃるか、ググってみました。日本将棋連盟の棋士データベースの情報で、窪田義行(くぼた・よしゆき)さんと、鎌田美礼(かまだ・みれい)さんが見つかりました。鎌田さんは中学2年生でプロになっていて、当時は現役最年少女流棋士の誕生と報道され、表敬にも来られています。清之介さんも早い段階でのプロを目指すとのこと。鎌田棋士に続く中学生棋士として、ぜひまた表敬に来てほしいですね。期待の新星を応援しましょう。ちなみに、好きな駒は「飛車」だそうです。