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更新日:2025年9月29日

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藝大取手コレクション展2025を開催します

東京藝術大学大学美術館取手館は、昨年で開館30周年を迎えました。さらに、未来の学生たちの作品を十分に保管できるスペースを持った取手収蔵棟が、令和6年に竣工しました。これを記念し、東京藝術大学と共催で「藝大取手コレクション展2025」を開催します。

取手館ならびに取手収蔵棟には、約13,000件の作品が収蔵されています。その多くは明治から現代に至るまでの、本学で研鑽を積み卒業していった学生たちの作品です。一方で、明治時代に納入されたデッサン用の石膏像や古墳時代の埴輪といった、後進育成のために収集された教育資料もまた、取手における藝大コレクションの特色の一つです。
本展では「自画像」、「卒業・修了制作」、「教育資料」の3つのセクションから、収蔵品の粋と魅力をご紹介いたします。ぜひご来場ください。

開催概要

会期

令和7年11月13日(木曜日)から令和7年11月30日(日曜日)まで

(注意)令和7年11月17日(月曜日)、18日(火曜日)、25日(火曜日)は休館日となります。

時間

午前10時から午後5時まで
(注意)入館は午後4時30分まで

会場

東京藝術大学大学美術館取手館 多目的ホール
住所:取手市小文間5000番地

費用

入場料無料

主催

東京藝術大学、取手市

展覧会の見どころ

本展では、東京藝術大学が長年にわたり収集・保管してきた多様なコレクションを、「自画像」「卒業・修了生制作作品」「教育資料」という3つのセクションで紹介されます。

  1. 自画像:1925→2025
    東京藝術大学では、卒業制作として描かれた自画像の収蔵を、明治31年頃から現在に至るまで続けており、その数は約7000件に上ります。己を写し、時代を映したこの世界で類を見ない自画像アーカイブに、大正14年、昭和50年、平成5年、そして令和7年という4つの卒業年から迫ります。
    會見明也氏の自画像作品の画像です。
    「會見明也(自画像)令和7年3月卒業」
  2. 卒業・修了制作:学びの集大成
    東京藝術大学大学美術館では、優秀な成績をおさめた学生たちの卒業・修了制作を収集、保管しています。ここでは、日本画、油画、彫刻、工芸、デザイン、先端芸術表現、そしてGAPの各科卒・修了生から作品を選りすぐり、東京藝術大学における多様な芸術表現の軌跡を辿ります。
    小谷野圭子氏の作品の画像です。
    「小谷野圭子(おいしい箱)平成10年」
  3. 過去に学ぶ:未来へ繋ぐ教育資料
    学生の教育に資するため、開学当初より連綿と収集されてきた豊かな芸術資料が、ここ、取手の地に保管されています。芸術を志す若者たちのために、先人たちが集め、守り伝えてきた貴重な資料をご紹介いたします。
    「埴輪 兜をかぶる男子頭部」の画像です。
    「埴輪 兜をかぶる男子頭部」

お問い合わせ

文化芸術課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

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