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更新日:2024年5月27日

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【取手混声合唱団】歌の力で心豊かに過ごせるまちの実現へ(副市長 伊藤哲)

副市長の伊藤哲です。昨日令和6年5月26日(日曜日)に、「取手混声合唱団第36回定期演奏会」にご招待いただきました。

白い衣装を着た女性団員と黒いスーツを着た男性団員に背を向けてあいさつをする副市長
合唱が始まる前に、ステージから満席の会場に向けて、私が教育長を務めていたことや新たに副市長に就任したことを踏まえてご挨拶申し上げるとともに、市長から預かったメッセージを代読いたしました。

東京藝術大学出身の指揮者 山田 茂(やまだ しげる)氏とピアニスト 横山 顕子(よこやま あきこ)氏によるリードのもとで、ルネサンス期のポリフォニーによる声楽、オペラ合唱曲、中高生の合唱コンクール課題曲、J-POPをもとにした編曲と、老若男女問わずに楽しめる幅広いジャンルの曲をご披露いただきました。様々な曲調の合唱曲を一挙に享受できただけでも十分に満たされましたが、個人的には、ポリフォニーの美しい響きを生で拝聴できる貴重な機会となりました。

合唱は、歌・ピアノ・指揮ともに、一人一人が常に笑顔を絶やさずそれぞれの役割を楽しまれていました。さらに、観客を湧かせる絶妙なハーモニーを生み出すために強弱やリズムに配慮しながら、一曲一曲の合唱に慎重に取り組まれている様子も印象的でした。プログラムは、歌うことの喜びが観客の皆様にも届くようにと、時には手拍子をはじめとしたアクションを交えながら次々と曲が進行していき、気が付けば2時間があっという間に終了していました。合唱の終盤では、中島みゆきさんの曲「糸」を出演者と観客とともに合唱し、会場が一体となりました。

赤い背景のステージ上で歌う男女約70名。女性は水色の衣装、男性は黒色のスーツを着ている。
写真は、ジョルジュ・ビゼー作曲のオペラ「カルメン」に登場する「闘牛士の行進」の合唱の様子です。定期演奏会には、私が教育長の時からご招待いただいております。その時から変わらず、そのレベルの高さには目を見張るものがあり、本演奏会でアンコール含めてご披露いただいた16曲もすべて完成度が高いものでした。このたびの演奏会開催に際して、日頃から多くの練習を重ねられてこられたことと思います。来週からは、次回の演奏会に向けた練習が始まるそうです。皆様が音楽に真摯に向き合う姿勢に敬意を表する次第です。

市は、芸術を通してまちの活力の維持・創造を進めています。この施策に沿う取組として、取手混声合唱団の皆様方のように、団体が主体となり、日常の中で音楽を楽しめるイベントを継続的に開催され、市を盛り上げてくださっていることは素晴らしいことだと思います。今後とも、合唱団の皆様方の活動を通して、音楽が日常に溶け込み、心豊かに過ごせるまちの実現に向け、お力添えを賜りますようお願いいたします。

 

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