現在位置 ホーム > 月・木・SAY 職員のささやき > 魅力とりで発信課 > ともちんあなご > 【特別公開中】いざ、本陣へ!(ともちんあなご)
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皆さんこんにちは、ともちんあなごです。
以前のささやき、【10月13日から10日間】貴重な本陣建築を特別公開!でもご紹介したとおり、現在、茨城県・取手市指定文化財の「旧取手宿本陣染野家住宅」を特別公開中です。
広報とりで2023年10月1日号4ページでも、特別公開の記事を掲載しています。
10月13日(金曜日)から10月22日(日曜日)
各午前10時から午後4時まで(最終入場:午後3時30分)
通常の毎週金曜日・土曜日・日曜日の公開日と合わせて、10日間連続公開となります。
旧取手宿本陣染野家住宅(取手2-16-41)
注意:駐車場には限りがあります。
無料
特別公開に関する詳細は、以下の市ホームページをご確認ください。
旧取手宿本陣を特別公開します
染野家が水戸徳川家から本陣に指定されたのは、貞享(じょうきょう)4(1687)年のこととされています。市では昭和62(1987)年1月に、敷地を史跡に指定しています。
現在の旧取手宿本陣染野家住宅の主屋(しゅおく)は寛政7(1795)年に建築されました。
また、平成8年1月には、主屋と土蔵が茨城県指定有形文化財に指定されています。水戸街道の本陣で唯一、一般公開している貴重な文化財です。
旧取手宿本陣染野家住宅の文化財指定のあゆみなど詳細は、以下の市ホームページをご確認ください。
(県指定文化財、市指定文化財)旧取手宿本陣染野家住宅
江戸時代、参勤交代の制度により大名は江戸と領地の間を往復しましたが、その道中で宿泊や休憩に利用した施設を本陣といいます。本陣は、その宿場の有力者の家が指名されました。
17世紀の後半には、千住と水戸を結ぶ水戸街道の宿場として取手宿が整備されていったと考えられます。
大名・武士が利用する部分(取手の場合は西側)は、武家の住宅の造りである書院造となっています。
染野家が住まいとして利用する部分(同じく東側)は農家の造りとなっていて厳格に分けられています。
主屋の平面図です。太い線で囲った範囲が、本陣として使用されていました。
前回のささやきでは「上段の間」を紹介したので、今回は「ちゃのま」に注目。
ちゃのまの床の左側には、明治時代以降に作られたガラス戸があります。
ガラス戸の板ガラスは、中に空気の泡が!現在のガラスにはない味わいが感じられます。
特別公開の機会を活用して、あなただけの推しスポットを探してみませんか。
メルばあさんのささやき、駅からハイキングやってまーす(メルばあ)でご案内のとおり、現在、JR東日本との連携で駅からハイキングを実施しています!
10月16日(月曜日)から22日(日曜日)
各午前9時45分から11時まで
JR取手駅東口改札外
駅からハイキングの詳細は、以下の市ホームページをご確認ください。
「駅からハイキング」に参加して取手を歩こう!
旧取手宿染野家住宅もコースに入っています!
夏の暑さもやわらぎ、爽やかな風が気持ち良い季節。おさんぽしながら、本陣を見学してみませんか。
注意:「駅ハイやってるなら、行ってみようかな!」と午後になってから駅前に行くと、「受け付けは午前中で終了していた…」という悲しい事態になるため、参加希望のかたは必ず開催期間の午前9時45分から11時までに受け付けをしてくださいね!以上、反面教師ともちんあなごでした。