現在位置 ホーム > くらしの情報 > 保険・年金 > 国民健康保険(75歳未満) > 手続き > 上手な医療機関のかかり方(負担軽減など)

印刷する

更新日:2023年5月25日

ここから本文です。

上手な医療機関のかかり方(負担軽減など)

同じ治療を受ける場合でも、健康管理に役立ち、できるだけ負担軽減を図れる上手な受診方法をご紹介します。医療機関は、保険診療の医療費について、国が定める「診療報酬基準」にもとづき患者や保険者(国保)に請求をします。国保では、その請求が基準どおり適正に算定されているかを審査した後、医療機関に保険給付額を支払っています。

この情報から「医療費通知」を作成し、受診歴と費用についてをお知らせしています。

内容を確認していただくと同時に、皆さまの国保税などから支出している医療費の状況についてご理解ください。また、診療報酬の算定方法や医療機関の管理方法など知ることにより、上手に医療機関にかかる方法がありますのでご参照ください。

 かかりつけ医を持ちましょう

決まった医師(かかりつけ医)を決めて受診しましょう。どんな名医でも、生活状況や体質など、あなたの十分な情報がないと適切な診断はできません。

自宅近くなど、身近でじっくり相談できる医療機関(開業医)から選ぶことがポイントです。

かかりつけ医のメリット

  • いつも相談することで、患者への理解が深まるため、その人に合った治療方法を見つけ、きめ細やかな対応も期待できる
  • 自分では気づかない変化にも気づいてくれる
  • 受診歴や症状の経過をよく知っている(カルテは医療機関単位で管理しているため、他の医療機関の受診歴は把握できません)
  • 過去の検査結果を保有しているので、無駄な検査を受けることが減り、費用や体への負担軽減につながる
  • 初診料や管理料など、医療機関を変えるごとに請求される費用が軽減できる
  • 家族で同じかかりつけ医を持つと、生活状況や体質を理解してもらえる
  • 治療だけでなく、生活習慣についてのアドバイスもしてもらえる
  • 高度な医療が必要になったときには、「紹介状(診療情報提供書)」とともに、適した専門医や医療機関を紹介してもらえる(大きな病院では、初診の患者は、紹介状が必要で、紹介状なしで受診する場合は、特別料金が発生する場合もあります)
    (紹介状には、過去の受診歴や症状の経過、服薬状況なども記載されるため、紹介を受けた医師にも患者情報が引き継がれます)

 かかりつけ薬局を持ちましょう

薬は、治療において重要な役割を持つもので体に負担を与えるものも少なくありません。

最善の治療をおこなうためにも、院外調剤の場合は、異なる病院からの処方せんを受けるときでも同じ薬局で薬をもらいましょう。

また、薬局も病院と同じく、薬局を変えるごとに管理料などが請求されるものがあります。

かかりつけ薬局のメリット

  • いつも相談することで、アレルギーなどの体質を理解した処方が期待できる
  • 過去の服薬歴をよく知っている(調剤履歴は薬局単位で管理しているため、他の薬局の服薬歴は把握できません)
  • 飲み合わせによる副作用などの服薬リスクを大幅に回避でき、体への負担軽減にもつながる
  • 異なる病院でかかった場合でも、一元的に管理されるため、効果が薄れたり、無駄な服薬がないか確認してもらえる
  • 初診料や管理料など、薬局を変えるごとに請求される費用が軽減できる

 ジェネリック医薬品を活用しましょう

新たに開発された薬の多くは特許を取得しており、長くにわたって高い価格で独占的に普及しています。
これは、膨大な開発費用を回収する必要があり、特許補償が認められているためです。

この特許期間が経過し、新薬と同じ有効成分で開発されるのがジェネリック医薬品で、後発医薬品ともいわれています。

開発費用を安く抑えることができるため、各製薬会社は新薬より安い価格で提供することができます。

ジェネリック医薬品は、薬事法にもとづき、厚生労働省から承認を受けており、各製薬会社独自に形状や添加物などの飲みやすい工夫がされているものもあります。

新薬との費用の比較など、詳しくは薬局窓口にお問い合わせいただき、ご活用ください。

被保険者証の交付時にお渡ししているパンフレットに同封の「ジェネリック医薬品希望シール」を被保険者証や診察券に貼ってご使用ください。

 休日や夜間の受診は控えましょう

休日や夜間に病院や薬局に受診すると、通常の医療費に加えて時間外手数料が請求されます。
また、救急医療を必要とする他の重篤な患者さんの措置に影響を及ぼすこともありますので、急病などのやむを得ないときを除いては、診療時間内に受診してください。

 健診を上手に活用しましょう

治療は、早く発見すれば効果的に、かつ体にも経済的にも負担が少なくなります。
健診は、糖尿病や心疾患に至る動脈硬化など、自覚症状なしに進行し、突然重篤な病気であることに早めに気がつく唯一の方法です。
健診を受けるだけでなく、かかりつけ医や保健センターなどに相談することで、病気に対するリスクに備えることもできます。

健診結果の数値が気になる場合は、すぐご相談ください。

保健センターにご相談いただく場合は、下記にご連絡ください。

  • 保健センター
    電話 0297-78-2171

 

お問い合わせ

国保年金課 

茨城県取手市寺田5139

電話番号:0297-74-2141(代表)

ファクス:0297-73-5995

広告エリア

広告募集要綱