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NHKBSでシリーズ化されている「歴史サミット」内で、取手市小文間の中妻貝塚から出土した全国でも特異な多数合葬墓について取り上げられます。
中妻貝塚の多数合葬墓は、全国でもほとんど出土例のない、非常に多数の縄文人が合葬されている墓壙(ぼこう)であること、また、同時期・同地域で活動した縄文人の資料として人類学的なアプローチからも、第一線の研究者から、発見当初から注目されている考古資料です。
(BSP4Kでは、4月26日(日曜日)13時00分から14時29分にも放送しています。)
歴史サミットシリーズは、第一線の研究者たちが一堂に会し、最前線の証拠や史料を検証、持論を展開する歴史討論番組です。これまで、「本能寺の変サミット」や「平安時代サミット」など様々な歴史を取り上げています。
中妻貝塚の多数合葬墓は、縄文・弥生時代の葬送研究の第1人者である都立大学教授山田康弘氏の論説で取り上げられます。
平成4(1992)年の中妻貝塚の発掘調査で、発見・発掘された縄文時代後期の合葬墓です。
ひとつの墓壙(ぼこう)に、約100体の縄文人が合葬されました。これだけの人数の合葬墓は、中妻貝塚での発見が全国で初めてのものであり、現在に至るまでも、これだけの規模の合葬墓の出土例はありません。

取手市埋蔵文化財センターでは、4月26日まで、第56回企画展「地域の遺跡シリーズ1 小文間地区の遺跡」を開催しました。
この企画展では、番組で取り上げられる中妻貝塚の多数合葬墓や中妻貝塚についても紹介しています。
センターでは、企画展終了後も、当面の間は、企画展の展示資料が見学できます。多数合葬墓から出土した縄文人骨も、2体ではありますが、現資料を展示していますので、この機会にぜひご来館ください。
取手市埋蔵文化財センター第56回企画展「地域の遺跡シリーズ1 小文間地区の遺跡」の紹介ページは以下のリンクからご覧いただけます。
第56回企画展「地域の遺跡シリーズ1 小文間地区の遺跡」(埋蔵文化財センター)