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運航に関しては、船内での密集を避けるため、当面の間は乗船人数を12人から8人に制限いたします。また、以下に掲げる新型コロナウイルス感染症対策として「乗船時の注意事項」にご協力いただいたうえ、ご乗船ください。
乗船時は、船長の指示に従ってください。
(注意)上記の条件について、ご理解いただけない時は乗船をお断りする場合があります。感染拡大防止にご協力お願いします。
「小堀(おおほり)の渡し」は、茨城県取手市内を結ぶ取手市営の渡船(とせん)(渡し舟・渡し船)です。利根川をはさみ、市内中心部と小堀(おおほり)地区を結び運航しています。
現在の渡船は令和2年3月に就航しました。船体色は、東京藝術大学学長の日比野克彦氏が「市の鳥、カワセミにちなんだ、カラフルで、水面に映ったときの輝き」をイメージして、デザインしたものです。
小堀(おおほり)の渡し とりで号
とりで号の仕様(上記画像の拡大画像)(PDF:1,063KB)(別ウィンドウで開きます)
かつて利根川は、取手市の南(現在の古利根沼(ふるとねぬま))を蛇行して流れていましたが、水害が絶えなかったことから利根川改修工事(明治40年から大正9年まで)が行われ、現在の形に姿を変えました。
その結果、当時、地続きであった小堀(おおほり)地区は、利根川により分断されました。利根川の改修により、交通の不便を感じた地域住民によって渡船場(とせんば)の設置が協議され、大正3年に渡し船を出したのが小堀(おおほり)の渡しの始まりとされています。
その後、昭和42年には取手町営となり、平成11年に取手市営の小堀(おおほり)循環バスが運行を開始するまで、通勤・通学や、住民の日常生活の足として活躍しました。
現在では、誰もが乗船できる観光船としての役割をもちつつ、茨城県はもとより利根川下流域に残る唯一の渡し船として、かつての水戸街道「取手の渡し(とりでのわたし)」の風情を受け継ぎ、今も運航を続けています。
左図 利根川改修工事前(明治14年)
右図 利根川改修工事後(昭和3年)
大正3年(1914年)に運航を始めた小堀(おおほり)の渡しは、平成26年(2014年)に運航開始100周年を迎えました。
【年表】小堀(おおほり)の渡し100年の歩み(PDF:771KB)(別ウィンドウで開きます)
「小堀(おおほり)」、「取手緑地運動公園駐車場前」、「取手ふれあい桟橋」の三点間で運航しています(一周 約50分)。「小堀(おおほり)」には駐車場がございませんので、車でお越しのかたは「取手緑地運動公園駐車場前」、「取手ふれあい桟橋」からご利用ください。
小堀の渡し運航航路図(PDF:473KB)(別ウィンドウで開きます)
以下の運航経路ごとに料金が発生します。詳細は「料金」欄をご覧ください。
午前9時から午後5時まで(正午から午後1時までの間は運航しておりません)
(補足)どの船着場から乗船しても一周400円で乗船できます。(小学生は一周200円)
料金は乗船時に船長へ直接お支払い下さい。
ただし、次のいずれかに該当するかたは無料になります。
以下の注意事項をよく読んでご利用ください。
小堀の渡し(おおほりのわたし)リーフレット(PDF:209KB)(別ウィンドウで開きます)
新船就航に併せて、小堀(おおほり)の渡しシンボルデザインを作成しました。デザインは、東京藝術大学 学長の日比野克彦氏が作成しました。ロゴが船の形になっていて渡し船の名称だということを、誰もが認識できるデザインになっています。
「渡しの由来」の説明や古利根沼の河岸跡周辺をご案内する小堀(おおほり)の渡しミニツアーを毎年行っています。
詳細につきましては、下記のページをご参加ください。
古利根沼周辺域の見どころについては、こちらのマップをご参照ください。
古利根沼周辺の見どころ(PDF:739KB)(別ウィンドウで開きます)
その他にも、我孫子市の古利根公園自然観察の森からは古利根沼を一望できます。
コミュニティバスの利用については、下記のページをご参照ください。
コミュニティバス
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